上越教育大学集中講義『情報教育カリキュラム論』
講義概要
日時:2003年7月28日(月)〜30日(水)
上越教育大学・3年前期・集中講義
講師
堀田龍也(ほりた・たつや)
静岡大学情報学部・助教授。1964年,熊本県生まれ。東京都小学校教員,富山大学教育学部附属教育実践研究指導センター助教授などを経て,
2000年7月より現職。専門領域は,教育工学,教育情報学,情報教育論。研究履歴などは公式ホームページを参照。
担当教官より
日本では2002年度より新しい教育課程がスタートしました。教育は,未来を生き抜く子どもたちのために行われます。したがって,この教育課程には
これからの日本を支える人材に必要な能力観が込められています。
本講義では,新しい教育課程のうち,教育の情報化に関わる部分について講義します。特に,情報社会の進展と学校への影響に注目し,教育の情報化の内
外の国策や,情報教育で期待されている学力,そのカリキュラム,ITを活用した授業と教師の役割および授業設計などについて,学校現場での実践をもとに解
説します。
集中講義の日程と記録
#記録は現在作成中です。
- 7月28日(月)
- 堀田自己紹介
- 3日間の集中講義の主旨とおよその流れ
- 新しい時代の教育の方向について考えよう
- インターネットで社会の何が変わっているか
- いくつかのページにアクセスし,インターネットによる社会の変化を体感する
- [演習1]ディスカッション
- 社会の変化と学校のあり方を考えよう
- 自分の学校時代を思い出す
- [演習2]今,学校は何を変えるべきか,変えてはならないか
- 「総合的な学習の時間」とは何か
- これまでの授業と,どんなところが変化しているかを考える
- 「教育の情報化」はどのように進んでいて何が課題なのか
- [演習3]教育の情報化の進み具合と課題について知る
- 7月29日(火)
- 情報社会に対応した新しい授業とは
- 情報化の一般的な影響について考える
- [演習4]情報化に対応した新しい授業はこれまでと何が違うのか
- 日本の教育の情報化政策を知る
- [演習5]日本の教育の情報化政策の現状と課題を知る
- 諸外国の教育の情報化から学ぶ
- 諸外国の教育の情報化を概観する
- [演習6]英国の情報教育カリキュラムを調べよう
- 何が変わって何が変わらないのか
- 諸外国の教育の情報化について知る
- 7月30日(水)
- トピック1:「文部科学省政策の動向」
- トピック2:「都田ダッシュ村」
- トピック3:「キーボー島アドベンチャー」