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「教育実践を研究にすることの価値と課題」

堀田
例年,初心者向けのセミナーではなく,レベルの高い話になる。聞いて勉強になったではなく参加してほしい,そのつもりでこちらも用意しています。

主旨説明をします。「自分の教育実践を研究として成立させる方法について学ぶ会」という名前。いい実践をしている,だけでいいのか,説明可能にしているか。今日の朝刊で,キャノンは定期昇給を全廃するということらしい。いい仕事をしていると証明しないといけない。皆さんは公務員だからすぐにはそこまで行かないかもしれないが,学校を取り巻く世の中は,学校選択制とか目標に対する評価とか,説明責任とかそういう流れにある。少なくとも保護者はその流れの中にいる。そこに気を配らないといけない時代。

セミナーの対象者は,自分の教育実践を本気で研究として成立させたいと本気で考えている超前向きな人としました。ひとつは,協議会や学会などで発表する人。もうひとつは,研究助成などに申請したい人,例年は前者のほうを主に取り上げていた。

教育実践研究ということについて僕はこう思う。教師はいろんなことをしているけれど,なぜグループでやらせるのかとか,なぜあの子に指名するのかとか,説明可能になっているか。巻では許されない。回りの人に納得してもらうには,皆さんのやっていることが説明可能になっていないといけない。
説明可能になってない場合として,指導案や実践研究をみても授業が伝わってこない,研究助成は申請書だけで勝敗が決まる,周りの人に実践が伝わっているか,困難点などを共有できているか,そういう部分に影響が出てくる。すばらしい報告を聞いても,帰ったらいい実践ができるか,説明可能になっているか,説明可能な形を読み取れているか,いい研究にするには,どこをどう報告するかということが重要。今回の目標に対してどういう手だてを打ってきて,そこにどの程度効果があったのかということが書かれてないといけない。

気づいたかもしれないけれど,ここまでのスライドは去年も一昨年も同じようなものを使いました。

今日の材料は大きくふたつ。ひとつは向井先生に,非常に長い単元の実践ですが,それを10分で話してもらう,自分の実践を伝えるのは5分か10分が関の山でしょう。そのあとワークショップ。

講師の紹介をします,こういう方です。もう皆さんは予習済みだと思います。


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