7〜先生の想い〜
こうたろうとたかし,2人は“ひびき”で生まれたお金でスタジオを作りました。
自分たちのオリジナル曲,ひびき先生の昔の作品,希望者の作品を改めて,CDにして売り出すことにしました。 権利に守られて,安全に売り出すことができました。 とっても売れています。2人ともうれしそうです。
何ヶ月かたったころには,お金持ちになれました。
ここでたかしは,先生の言葉を思い出しました。
「おまえたちも,才能があるんだから,そろそろ自分の曲を作ってみなさい」
初めて,自分の曲という意味を理解したのです。 先生が本当に言いたかったことが分かったのです。
とたんに,涙が止まらなくなったたかしを見て,こうたろうはもう大丈夫だと感じました。
7のポイント
☆ 作品を守るための権利があると,安全に売り出せます。
☆ オリジナリティを持った作品を作れば,必ず権利は発生し ます。
問い
1.ひびき先生が生きているときに2人の弟子にいいたかっ たことは何でしょう?
2.こうたろうとたかしは別人のような人生です。どこが違うの でしょうか?