本日,第48回のメディア教育論ゼミが行われました。今回のゼミは8名の参加者と通常よりも少人数ではありましたが,外の乾燥した空気のピリリとした肌寒さとは裏腹に,熱い議論が繰り広げられました。
ゼミの冒頭では,堀田先生から,若い人の育成についての堀田先生の見解を通して,教育工学の業界への貢献意識を常に持つことの大切さについて話がありました。また,今後の研究会や全国大会の参加についての確認がありました。先々を見通しながら,このような学会への参加を計画的に行っていくことの大切さを認識しました。
その後は通常通り,博論に近いゼミ生から順に研究の進捗報告を行いました。理論研究の大切さや,大局的に捉えるために研究の概略を描けることの大切さなどの指摘がありました。これらの指摘は,これまで堀田先生にアドバイスいただいていた,博士論文は対処法的な研究にとどまるのではなく,その研究成果の汎用性を伝えることが価値につながる,ということが元になっていると感じました。
ゼミ終了後は恒例の「ほりたん神社」に,日本教育工学会の論文採択が決定した山本さんがリボンを結びました。和気藹々とした雰囲気の中,恒例の鰻丼をいただき,本日のゼミを終了しました。
(記録:D2小田)