horitan のすべての投稿
Functions of Teachers’ Real-Time Observation Sharing in Interpreting Classroom Events
Self-Initiated Reference to Peers’ Externalized Learning and Its Association with Learning Engagement Under Japan’s GIGA School Initiative
社会科教科書の構造と作成者の意図に着目した読解指導が児童の読みの深さに及ぼす影響
クラウドを基盤とした教員研修で用いるチャットにおいて第1応答者が出現する要因調査
GenAI Literacy and Technology Acceptance Among EFL Learners: A Mixed-Methods Study
島の教育 -制約を強みに変え、絶好の学びの環境を生かす-
若い先生に、いま届けたい 学校で教室で大切にしたいこと
学習指導要領コード経由で外部コンテンツと教材連携するNHK for School APIの開発と評価
Decision-Making in Workbook Adoption: A Study of Kanji and Arithmetic Materials in Japanese Elementary Schools
児童生徒の発達段階と活用頻度が生成AI活用に関する意識に及ぼす影響
学校管理職の新たなテクノロジー活用がリーダーシップに及ぼす影響に関する調査分析
即時共有を伴う授業観察における視線映像を用いた教師の観察行為の分析の試み
教師による学習に関する学術論文における学習機会と学習の場の整理
Developing Critical Thinking through Statistical Inquiry and Literacy -A Comparison of Statistics Education in New Zealand and Japan-
プログラミング学習に対する児童生徒の動機づけ要因に及ぼす性別の影響の検討
小学校算数科における概念理解支援のための作問システムの開発の試み
ラジオCM制作実践を通した音声メディアリテラシー教育:大学授業を事例として
実践書にみる「学びにくさ」の様相と支援の分析
一冊整理 新学習指導要領改訂への見取り図
学修経験・使用経験の有無による教員養成課程の学生のデジタル教科書活用に対する意識の比較
小・中学校教職員における生成AIの利用実態と活用意識に関する予備的横断調査
授業中の観察内容をチャットで即時共有した際の観察行為の意図に関する一考察
コンピュータの入出力処理の流れの理解を目的とした小学校プログラミング教育の実践と評価
デジタル学習基盤を前提とした個別学習場面における学習困難の実態と支援に関する探索的検討
若手教師と学生の模擬授業における児童生徒役の経験を通した授業に関する省察に関する研究
物理の概念変容を支援する対話型AIの設計と試用 -高校物理基礎「物体の運動とエネルギー」領域を対象として-
共同編集によるプログラミングに対して中学生が感じる利点や欠点の傾向
プログラミングや視距離データを用いた目の健康に関する授業と生徒の変容
Evaluating a Generative AI Literacy Program in EFL Learning
Elementary Students’ Perceptions of Information Technology in Physical Computing Lessons across Different Learning Topics
小学校第5学年社会科教科書の食料生産単元における本文と資料の関連の特徴
賢すぎないカスタムAI「itaranAI」を用いた学習支援手法の提案
児童の振り返りに対する教師による支援に関する実態把握の試み
児童の振り返り記述の形成的評価を支援する分析システムの検討
中高生が生成AIを学習に利用することに対する教員養成課程の学生の意識
小学生による参考文献の記述に関する実態調査 -書籍・ウェブ資料・生成AIを含む10種類の資料を対象として-
教員養成課程の学生における情報活用能力の指導イメージに関する探索的調査
縦型動画に関するメディア・リテラシーの構成要素の検討 -先行研究レビューとフェレス&ピスキテッリのメディア・コンピテンス に基づく整理-
離島における中学生の社会的つながりに関する探索的研究
小学校段階におけるクラウド・コンピューティングに関する知識内容の整理の試み
探究的な学習の基盤としての情報活用能力の指導イメージに影響する要因の探索的な検討
シンガポールとニュージーランドにおける統計的リテラシーの特徴 -大学入試問題の分析を通して-
次期学習指導要領の方向性と今後の小学校教育について
最新教育動向2026 必ず押さえておきたい時事ワード60&視点20
第103回ゼミ(オンライン開催):2026/06/07(日)09:00-10:55
第103回メディア教育論ゼミがオンラインで開催され,堀田先生とOB・OGの計8名が参加しました.新年度が動き出し,それぞれの立場での職務や研究が本格的に走り始めたこの時期,各自の近況とともに,学会発表の準備や研究計画,論文化に向けた相談などが幅広く報告されました.研究テーマや置かれた環境はさまざまでも,「自分の問いをどう前に進めるか」という共通の関心のもとで学び合う時間となりました.
冒頭では,堀田先生より,学会の研究会をどう上手に活用するか,そして国際学会での発表をどう位置づけるかについてお話がありました.国際学会での発表は研究者としての評価指標のひとつであり,学内の状況など各自の条件を踏まえながら計画的に機会をつくっていくこと,日本では自明として省略されがちな前提や教育の文脈こそ丁寧に説明し,プロポーザルの段階から完成度を高めて日本ならではのオリジナリティを打ち出すことが大切だというご指摘は,これからさらに挑戦を続けていくメンバーにとって大きな指針となりました.
続く各自の報告でも,研究の進め方をめぐる具体的な助言が交わされました.査読論文になりきらない成果は紀要としてまとめ組織のブランディングにも活かすこと,生成AIが振り返りの対話相手となる時代の中で,分析を通じて問いそのものが変わる探索的な進め方にこそ面白さがあること,書き手は近視眼的になりがちなので他の人に読んでもらうことが欠かせないことなど,研究の進め方についてご指導いただきました。また,世の中で大事だと言われることに取り組めば業績にはつながるが,その先で研究者としてのアイデンティティや,自分の研究をメタに説明できる枠組みを持つことが重要であるといった,研究者としてのあり方についてもご指導いただきました。いずれも報告者本人だけでなく,聴いている全員にとって学びの多いコメントでした.
今回のゼミでは「つながり」をめぐる話題が幾度も立ち上がりました.身近なところで相談できる関係や人との距離を大切にすること,小さなつながりがあちこちで芽を出し,さまざまな出会いの中で刺激を受けてもっと頑張りたいと思う,その繰り返しの中で研究は育っていく,という話に多くのメンバーが頷きました.
締めくくりには,堀田先生から,このゼミもいつまで続けられるかは分からないけれど,継続していくことが何より大切だというお話がありました.立場や環境が移り変わっても,こうして定期的に集い,互いの研究を持ち寄って学び合える場があることのありがたさを,あらためて噛みしめました.自分の問いに真摯に向き合いながら,このゆるやかであたたかなつながりの中で,これからも研究を前に進めていきたいと思います.
(報告:メディア教育論ゼミOB・大久保)
小学生の生成AIに関する知識の実態調査 ―大学生との比較を通して―
情報セキュリティに関する教育委員会における研修の実施状況と教員の意識・知識・行動の実態
A Survey of Learners’ Perceptions to Consider Group Composition in Collaborative Programming: Focusing on Proficiency and Liking
学習指導要領改訂と教育学研究(公開シンポジウム記録)
小・中学校における適切な視距離の維持に関する教育実践研究の事例
授業で観察した内容をチャットで即時共有する際の教師の観察行為の時間配分の特徴に関する一考察
小学校第5学年社会科教科書における資料と本文の関連 -水産業単元を対象として-
東京学芸大学における教員養成フラッグシップ大学としての取組 -新しい教育者養成の姿を目指す「自律型カリキュラムデザイン」-
第102回ゼミ(オンライン開催):2026/04/05(日)09:00-11:45
102回のメディア教育論ゼミが,堀田先生とOB・OGを含む10名で開催されました.今回のゼミでは,新年度を迎えて,新しい立場や環境での職務,研究についての報告が行われました.研究テーマや立場は異なっていても,「これからの教育をどう支えていくのか」という共通した問題意識のもとで学び合う時間となりました.
冒頭では,4月から東京学芸大学の副学長に就任された堀田先生より,教員養成大学の歴史や,これから教員養成大学が担う役割についてお話がありました.少子化に伴う定員割れや教員数削減により,全国で教育学部の再編や広域連携が進んでいること,さらに教員免許制度の見直しによって,大学の在り方そのものが変化していることについて共有されました.
また,ゼミ生からは,大学や学校現場での変化,新たな研究課題,学会発表準備などについて共有がありました.生成AI,VR,動画制作,情報活用能力,教科書研究など,研究テーマは多岐にわたっていましたが,それぞれの環境で研究を前に進める姿や,綿密に研究の見通しを立てながら取り組む姿から,多くを学ぶことができました.
さらに,置かれている立場や環境は異なっていても,多くの人と関わり合いながら研究や大学教育を推進する点には共通性がありました.その背景には,このメディア教育論ゼミで,他者と協働しながら学ぶことの大切さを学んできたことがあるのだと感じました.
今回のゼミでは,教育を取り巻く環境が大きく変化する中でも,それぞれが自分自身の問いを持ちながら,他者と関わり合いながら学び続けていることを実感しました.メディア教育論ゼミという場を通して,研究者として教育を支える生き様を学び,実践していきたいです.
(報告:メディア教育論ゼミ生・遠藤)
取材と記事執筆によるメディア制作活動がメディア・リテラシーの土台としての「メッセージの再構成性の理解」を促す効果の検証:大学生を対象とする実践を通して
シンガポールの高等学校における統計指導の特徴 -統計的リテラシー育成の観点から-
Studying While Staying Continuously Connected with Others Online among Japanese High School Students
小学校の社会科教科書におけるQRコンテンツの特徴と利活用の実態
学習指導案の作成に生成AIを利用することが生成AIに対する意識の変容に与える影響
情報端末を活用した学習者主体の授業推進における小学校校長の指導助言および課題克服の特徴
高等学校数学科における1人1台端末を活用した統計教育のための先行研究レビュー
学校通知文書に付加するアイコンの国籍別嗜好調査の試み
大村はまの実践に対するデジタル学習基盤による実践支援の可能性の検討
小学生の偽情報の読解と副作用を抑制するためのメディア・リテラシー育成プログラムの開発と評価 -中学年児童を対象に-
振り返りをクラウド上に記述する際に想起した内容と記述量の関係に関する検討
次期学習指導要領における情報活用能力の指導イメージに関する探索的調査
授業中の観察内容をチャットで即時共有した際の観察意識と投稿意図の検討
小学校第5学年理科における情報端末を用いた実験結果の整理の特徴についての分析
小学校外国語科におけるクラウド上の振り返り記述に表れた感情の分析
離島の中学生の生活・学習・つながりに関する実態調査
養護教諭のための統計処理手引書の試案 -実務に即した統計的リテラシー育成を目指して-
小学校社会科教科書における学習技能に関するコーナーの特徴
プログラミングと視距離データを用いた目の健康に関する授業実践
教員養成課程の学生が持つ教員研修のイメージに関する事例調査
社会で活用されている情報技術に対する理解を目的とした小学校プログラミング教育の実践と効果
クラウド上に仲間が外化した情報の自発的な参照傾向に関する類型の提案
デジタル化が教職の魅力を高める可能性と阻害要因 -奈良市悉皆調査に見る「やりがい」と「負担感」の相克と「デジタル・トレッドミル」現象の検証-
自己調整学習の観点から整理した大村はまの作成物の特徴 -「大村はま国語教室」を対象に-
教員の職務継続意識を規定する「やりがい」と「負担感」の縦断的乖離の検討
小学校外国語科における児童の振り返りに対する目的意識の変化と記述の傾向
小中学校教師による児童生徒への教科書の使い方に関する指導の予備的調査
中学生の文学的作品の探究的な学びに対する態度と情報活用のスキルに関する自信との関連の探索的研究
小学生の偽情報の読解と副作用を抑制するためのメディア・リテラシー育成プログラムの開発と評価 -中学年児童を対象に-
第101回ゼミ(対面+オンライン開催):2026/02/01(日)09:00-14:00
101回のゼミは,100回の節目を迎えたことを祝い,鎌倉女子大学にて久々に対面での実施となりました.対面では9名,オンラインでは3名のゼミ生が参加し,近況報告,研究報告,100回を迎えたことへの振り返りなどを発表しました.節目にふさわしく,各自がメディア教育論ゼミでの学びを振り返りながら,今後の見通しも含めて共有する時間となりました.
初めてゼミに参加した頃の資料を見返して,当時の自分と今の自分を比べながら振り返っているゼミ生が多くいました.研究テーマや置かれている状況はそれぞれに変化していても,そのとき抱いた問いや視点は意外と変わっていないことに気づき,「初心に戻ろう」と思いを新たにする発表が続きました.
堀田先生からは,ゼミ生それぞれの立場や状況に寄り添った,的確なアドバイスをいただきました.研究を続けていくためには,人生の中で起こる様々な出来事や役割の変化の中でも学び続けていくという姿勢や考え方が大事なのだと学びました.様々な立場にいるゼミ生が,堀田先生のご指導のもとでメディア教育論ゼミを介して繋がり,学びを共有し,時には協働しながら前に進んでいく様は,研究の進め方にとどまらず,生き方そのものを教えてくれているようにも感じました.
あるゼミ生のスライドには「101回は,新しい1回目」「終わりのない探究の旅へ」という言葉が添えられていましたが,まさにこの回は,100回もの歩みを振り返ると同時に,次の一歩を踏み出すための起点を共有する機会になったように思います.
ゼミ生の発表の後に行われたセレモニーでは,メディア教育論ゼミのこれまでの歩みをまとめたプレゼンに続き,記念品の贈呈を行いました.ご指導くださる堀田先生に喜んでいただくことができ,節目を皆で祝うあたたかな時間となりました.
ゼミ終了後には,ランチ会を実施しました.久々に多くのゼミ生が集まったこともあり,研究のことはもちろん,それぞれの近況や思い出話に花が咲きました.
私は今回,子供達と共にメディア教育論ゼミに参加させていただきました.学びたい,と思ったときにいつでも戻ってこられるようにと,堀田先生がゼミ生に対して常に門戸を開いてくださっていることを,改めて心からありがたく感じました.
メディア教育論ゼミが,継続して学び合える場として成立しているのは,ひとえに堀田先生の変わらないご指導のおかげです.研究だけではなく,人生の節目や日々の選択にも関わる形で背中を押してくださる存在がいることは,私たちにとって大きな支えです.
メディア教育論ゼミが学び続ける共同体として存在し続けるために,メディア教育論ゼミの一員としての自覚を持って日々の研究に真摯に取り組み,自分にできる形で貢献を重ねていきたいです.
(報告:メディア教育論ゼミOG・安里)



