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第103回ゼミ(オンライン開催):2026/06/07(日)09:00-10:55

第103回メディア教育論ゼミがオンラインで開催され,堀田先生とOB・OGの計8名が参加しました.新年度が動き出し,それぞれの立場での職務や研究が本格的に走り始めたこの時期,各自の近況とともに,学会発表の準備や研究計画,論文化に向けた相談などが幅広く報告されました.研究テーマや置かれた環境はさまざまでも,「自分の問いをどう前に進めるか」という共通の関心のもとで学び合う時間となりました.
冒頭では,堀田先生より,学会の研究会をどう上手に活用するか,そして国際学会での発表をどう位置づけるかについてお話がありました.国際学会での発表は研究者としての評価指標のひとつであり,学内の状況など各自の条件を踏まえながら計画的に機会をつくっていくこと,日本では自明として省略されがちな前提や教育の文脈こそ丁寧に説明し,プロポーザルの段階から完成度を高めて日本ならではのオリジナリティを打ち出すことが大切だというご指摘は,これからさらに挑戦を続けていくメンバーにとって大きな指針となりました.
続く各自の報告でも,研究の進め方をめぐる具体的な助言が交わされました.査読論文になりきらない成果は紀要としてまとめ組織のブランディングにも活かすこと,生成AIが振り返りの対話相手となる時代の中で,分析を通じて問いそのものが変わる探索的な進め方にこそ面白さがあること,書き手は近視眼的になりがちなので他の人に読んでもらうことが欠かせないことなど,研究の進め方についてご指導いただきました。また,世の中で大事だと言われることに取り組めば業績にはつながるが,その先で研究者としてのアイデンティティや,自分の研究をメタに説明できる枠組みを持つことが重要であるといった,研究者としてのあり方についてもご指導いただきました。いずれも報告者本人だけでなく,聴いている全員にとって学びの多いコメントでした.
今回のゼミでは「つながり」をめぐる話題が幾度も立ち上がりました.身近なところで相談できる関係や人との距離を大切にすること,小さなつながりがあちこちで芽を出し,さまざまな出会いの中で刺激を受けてもっと頑張りたいと思う,その繰り返しの中で研究は育っていく,という話に多くのメンバーが頷きました.
締めくくりには,堀田先生から,このゼミもいつまで続けられるかは分からないけれど,継続していくことが何より大切だというお話がありました.立場や環境が移り変わっても,こうして定期的に集い,互いの研究を持ち寄って学び合える場があることのありがたさを,あらためて噛みしめました.自分の問いに真摯に向き合いながら,このゆるやかであたたかなつながりの中で,これからも研究を前に進めていきたいと思います.
(報告:メディア教育論ゼミOB・大久保)

オンラインゼミの様子

第102回ゼミ(オンライン開催):2026/04/05(日)09:00-11:45

102回のメディア教育論ゼミが,堀田先生とOB・OGを含む10名で開催されました.今回のゼミでは,新年度を迎えて,新しい立場や環境での職務,研究についての報告が行われました.研究テーマや立場は異なっていても,「これからの教育をどう支えていくのか」という共通した問題意識のもとで学び合う時間となりました.
冒頭では,4月から東京学芸大学の副学長に就任された堀田先生より,教員養成大学の歴史や,これから教員養成大学が担う役割についてお話がありました.少子化に伴う定員割れや教員数削減により,全国で教育学部の再編や広域連携が進んでいること,さらに教員免許制度の見直しによって,大学の在り方そのものが変化していることについて共有されました.
また,ゼミ生からは,大学や学校現場での変化,新たな研究課題,学会発表準備などについて共有がありました.生成AI,VR,動画制作,情報活用能力,教科書研究など,研究テーマは多岐にわたっていましたが,それぞれの環境で研究を前に進める姿や,綿密に研究の見通しを立てながら取り組む姿から,多くを学ぶことができました.
さらに,置かれている立場や環境は異なっていても,多くの人と関わり合いながら研究や大学教育を推進する点には共通性がありました.その背景には,このメディア教育論ゼミで,他者と協働しながら学ぶことの大切さを学んできたことがあるのだと感じました.
今回のゼミでは,教育を取り巻く環境が大きく変化する中でも,それぞれが自分自身の問いを持ちながら,他者と関わり合いながら学び続けていることを実感しました.メディア教育論ゼミという場を通して,研究者として教育を支える生き様を学び,実践していきたいです.
(報告:メディア教育論ゼミ生・遠藤)

オンラインゼミの様子

第101回ゼミ(対面+オンライン開催):2026/02/01(日)09:00-14:00

101回のゼミは,100回の節目を迎えたことを祝い,鎌倉女子大学にて久々に対面での実施となりました.対面では9名,オンラインでは3名のゼミ生が参加し,近況報告,研究報告,100回を迎えたことへの振り返りなどを発表しました.節目にふさわしく,各自がメディア教育論ゼミでの学びを振り返りながら,今後の見通しも含めて共有する時間となりました.
初めてゼミに参加した頃の資料を見返して,当時の自分と今の自分を比べながら振り返っているゼミ生が多くいました.研究テーマや置かれている状況はそれぞれに変化していても,そのとき抱いた問いや視点は意外と変わっていないことに気づき,「初心に戻ろう」と思いを新たにする発表が続きました.
堀田先生からは,ゼミ生それぞれの立場や状況に寄り添った,的確なアドバイスをいただきました.研究を続けていくためには,人生の中で起こる様々な出来事や役割の変化の中でも学び続けていくという姿勢や考え方が大事なのだと学びました.様々な立場にいるゼミ生が,堀田先生のご指導のもとでメディア教育論ゼミを介して繋がり,学びを共有し,時には協働しながら前に進んでいく様は,研究の進め方にとどまらず,生き方そのものを教えてくれているようにも感じました.
あるゼミ生のスライドには「101回は,新しい1回目」「終わりのない探究の旅へ」という言葉が添えられていましたが,まさにこの回は,100回もの歩みを振り返ると同時に,次の一歩を踏み出すための起点を共有する機会になったように思います.
ゼミ生の発表の後に行われたセレモニーでは,メディア教育論ゼミのこれまでの歩みをまとめたプレゼンに続き,記念品の贈呈を行いました.ご指導くださる堀田先生に喜んでいただくことができ,節目を皆で祝うあたたかな時間となりました.
ゼミ終了後には,ランチ会を実施しました.久々に多くのゼミ生が集まったこともあり,研究のことはもちろん,それぞれの近況や思い出話に花が咲きました.
私は今回,子供達と共にメディア教育論ゼミに参加させていただきました.学びたい,と思ったときにいつでも戻ってこられるようにと,堀田先生がゼミ生に対して常に門戸を開いてくださっていることを,改めて心からありがたく感じました.
メディア教育論ゼミが,継続して学び合える場として成立しているのは,ひとえに堀田先生の変わらないご指導のおかげです.研究だけではなく,人生の節目や日々の選択にも関わる形で背中を押してくださる存在がいることは,私たちにとって大きな支えです.
メディア教育論ゼミが学び続ける共同体として存在し続けるために,メディア教育論ゼミの一員としての自覚を持って日々の研究に真摯に取り組み,自分にできる形で貢献を重ねていきたいです.
(報告:メディア教育論ゼミOG・安里)

対面ゼミの様子
終始和やかなムードでした
ゼミ生から堀田先生へ記念品の贈呈
ランチ会にて

第100回ゼミ(オンライン開催):2025/12/07(日)09:00-10:15

今回は記念すべき100回目のメディア教育論ゼミが開催されました。今回のゼミも7名のOB・OGが参加しました。今回参加できなかったOB・OGからも100回目を祝福するメッセージが届けられました。
いつものように参加者から研究の進捗が共有され、堀田先生からは、主に研究者としての在り方や各自の研究をその先に進めるためのアドバイスが行われました。例えば、研究者としての在り方に関しては、研究だけ切り離すのではなく、情報収集としてすぐには研究に直結しないと思うことにも取り組むこと、また日々の業務に埋もれがちになりながらも、業績をきっちりと積み重ねることの重要性などです。
すでに本ゼミでは全ゼミ生が博士課程を修了していますが、修了後もこのようにゼミを継続していただくことにより、お互いの刺激になったり、共同研究が生まれたりしています。忙しい中、定期的に時間を取りこのような場を継続して提供していただいている堀田先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は来年2月にゼミ生の1人が勤務する鎌倉女子大学で、対面で開催されます。今からとても楽しみです。
(報告:メディア教育論ゼミOG・小田)

オンラインゼミの様子

第99回ゼミ(オンライン開催):2025/10/05(日)09:00-10:40

堀田先生とOG・OBの6名,計7名のオンライン参加でメディア教育論ゼミが開催されました。またゼミの終わりには,かわいいゲストの参加もありました。
各自の報告は,科研費に関する研究や,育休中に進める研究計画,調査会社を利用した現状報告の研究,研究者としての人生を見据えた挑戦,複数の研究で国内・国際学会を視野に入れている研究計画など,多岐にわたりました。また,堀田先生からアドバイスは「科研費の研究は次の科研費につながるので確実に進める」「旬の研究は多くの人が取り組むので,急ぐとともに自分の特色を出す」「研究対象を広げても良いのではないか」「現状報告は査読に通りにくいので学内紀要にまとめる」など,報告者が納得するのはもちろん,聴いているほかの参加者にも参考になることばかりでした。
自分では,研究の報告とともに,近況報告の中で堀田先生に登壇していただいた自分の大学でのイベントに触れました。堀田先生がご自身のご出身の天草市のリーディングDXスクールに関わられているように,わたしが人生の後半で地元に恩返しできるようになったのを喜んでくださっているとのこと。来ていただいて良かったと思いました。
ゼミは今回が第99回。次回は記念すべき第100回です。堀田先生のご都合で,100回目は通常通りオンラインで実施になりますが,その次の第101回は対面で実施する予定です。今回,その会場の候補も話題になりました。来年2月のことですが,今から楽しみです。
(報告:メディア教育論ゼミOB・渡邉)

オンラインゼミの様子
かわいいゲスト