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デジタル基盤を最大限に活かした学校経営に期待する
GIGAにとどまる学校,学校DXに進化する学校
3Dプリンターを用いた表現手法の学習の実践の試み
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して
第86回ゼミ(オンライン開催):2023/10/15(日)09:00-11:00
今回もオンライン開催で,堀田先生,長濱先生,現役ゼミ生の渡邉と,OG・OB7名の計10名の参加でした。前回9/3のゼミで2週間後に出産を予定していたOGは,無事出産されて,今回のゼミにも参加してくださいました。そして少しだけですが,生まれたばかりのお子さんもオンラインで登場しました。
わたしの博論については,先週のうちに博士論文作成計画書を専攻会議で承認していただきました。今日のゼミでそのことについて報告しましたが,ちょうど1年前に博論を書いていたOBが,1年前のことや,それから今までのことを感慨深く振り返っていらっしゃいました。わたしも後に続くことができるよう,計画的に作成を進めていきます。
OG・OBの相談に関連して,個別の研究についてはもちろん,共同研究の進め方や教師の指導技術,リスキリング,仕事術,読書術,子育てなど,堀田先生のご指導は多岐にわたり,今回も学びの多いゼミとなりました。
(報告:D3渡邉)
情報端末及び汎用クラウドツールの活用初期における小学校第5学年の情報活用能力に関する実態把握の試み
情報モラル教材のログを学習や指導に活用するためのダッシュボードの検討
初等中等教育を対象としたインストラクショナルデザイン研究の動向
Implications for Computer Science Curricula in Primary School: A Comparative Study of Sequences in England, South Korea, and New Zealand
Gender Differences in Programming Among Primary School Students
教員としての資質能力の指標におけるICT活用に関する考察
教師と児童が学習の見通しを共有するための「学びのデザインシート」の設計
中学校英語科家庭学習における音読課題を前提にしたデジタル教科書の利用に関する一考察
プログラミングの学習による女子大学生・大学院生のキャリア意識の変化
保健室への来室情報の記録システムにおける記録の集計機能の開発
校長の統計的リテラシーについての一考察 -校務における統計処理に関する質問紙調査から-
動機づけの自律性およびメタ認知的方略とAI型教材に対する有用感に関する調査
学習の個性化を目指した授業に対する認識に影響する学習および指導についての価値観の検討
情報端末を活用して児童の学習の自律性の支援に取り組む教師の机間指導中の意識に関する調査
生成系AI(ChatGPT)に対する初等中等教育教員の認識と使用経験,情緒的・認知的態度,発達への影響観
テレビスタジオにおける番組放送体験が大学生の就職動機づけに与える影響:実践報告と評価,個人差
自学自習中における中学生の情報端末への行動制御と学業成績との関連に関する一考察
高校生の「つなぎっぱなし」の実態(2) -心理的機能に基づく分類と友人への欲求との関連-
第85回ゼミ(オンライン開催):2023/09/03(日)09:00-11:00
合宿は対面で行いましたが,ゼミは引き続きオンライン開催です。
堀田先生と現役ゼミ生の渡邉,OG・OBが7名の計9名の参加でした。OGのうち1名は2週間後に出産を予定しているとのこと。そんな中でも参加してくださったので,久しぶりにお顔を拝見できて嬉しかったです。
OG・OBからの相談に,堀田先生からは研究についてのアドバイスに留まらず,科研費の申請のポイントや,違う分野の研究者や研究者以外の人とどう協働していくか,学内でのプロジェクトや学会の運営の仕方など多岐にわたりました。更に「人生は自由進度。個別最適な人生。それがウェルビーイング」という名言まで飛び出すなど,生き方についてまで考えさせられるお話もありました。
わたしからは,研究の進捗状況を報告させていただきました。10月からは後期が始まり,わたしの博論も佳境を迎えます。昨日行われた情報リテラシー連続セミナーは自由進度学習についてでしたが,先進的に進められていらっしゃる方がポイントとして「子供たちに必ず振り返りをさせて,選択して良かったなと感じることができるように」ということをおっしゃっていました。大人の自由進度学習である博士課程。選択して良かったと自分自身で感じられるように,やり遂げたいと思います。
(報告:D3渡邉)
AIの画像認識を用いた学校教育の支援の試み:学級経営の観点から
The Demonstration of MVP Support System as an AR Realtime Pitch Feedback System
小学校中・高学年児童のICT操作スキルの習得と学級における1人1台情報端末の活用状況や指導との関連の分析の試み
プログラミングにおける共同編集を行った大学生の意識の予備的調査
大学入学共通テスト試作問題における統計項目の分類 -2022年11月に公表された国語・地歴公民・数学・英語・情報の分析を通して-
山形県河北町夏合宿(第84回ゼミ):2023/08/05(土)- 2023/08/06(日)
第84回ゼミは,今年で9回目となるメディア教育論ゼミの夏合宿。ここ数年は新型コロナの影響を受け,オンラインで開催していましたが,今回は4年ぶりに夏合宿を対面で開催することができました。
山形県の河北町にある「ひなの宿」を貸切り,そこに堀田先生,長濱先生,立花さんと現役ゼミ生1名,OG・OB14名,講師の高橋先生@東京学芸大,柴田先生@東海大,田島先生@東海大,泰山先生@鳴門教育大,小島先生@奈良教育大,村上先生@横浜国立大,特別参加の高橋研ゼミ生1名と実践研究に取り組む学校現場の先生や指導主事の4名に加え,OG・OBのパートナーやお子さんたち4名が集いました。
昨年の夏合宿から,OG・OBが中心となって運営する形になっています。幹事団としてご尽力いただいたOG・OBの皆さん,ありがとうございました。
夏合宿の内容も,OG・OBを中心とした研究交流にシフトしました。1日目には,講師の先生方を含む多くの参加者が各自の最近の研究を紹介するポスターセッション,2日目にはOG・OBを中心に大学教員・研究者としての近年の取り組みを紹介し,それを受けてディスカッションを行いました。最後に高橋先生から,宇宙の誕生から現在までを辿る壮大なスケールで,今後の自分や取り組むべき研究について考える機会をいただきました。講師の先生方や特別参加の皆さん,ゼミに外部からの良い刺激を与えていただき,ありがとうございました。
堀田先生は,合宿の冒頭で「OB・OGが集まり続けることが大切」「社会人OB・OGでサスティナブルにできる仕組みを作っていく」「仲良く厳しく議論する,つながり続ける」ということを話されました。合宿の最後に堀田先生から,来年も同じ場所で夏合宿を実施することがアナウンスされました。夏合宿の運営の仕方や内容は変化してきましたが,これからも「ゼミ夏合宿で集う」ということは続きます!
(報告:D3渡邉)
教員研修における自主的な動画視聴に関する実態把握の試み
中学校英語科デジタル教科書の家庭学習時の操作ログと音読課題や定期テストの得点との関連に関する試行的検討
児童の1人1台情報端末の活用を初めて指導する教師の意識の変化の分析の試み
プログラミングの学習が女子大学生・大学院生のプログラミングへの動機づけに与える影響の予備的調査
学習指導要領コードを用いてデジタル教科書と外部教材を連携させるシステム開発に関する検討
Development and Trial of a System to Measure Viewing Distance while Elementary School Students are Learning using Laptop Computer
Investigating Junior High School English Digital Textbook Device Use: A Home Study Analysis of Operation Logs
A Quantitative Evaluation of a Musical Performance Support System Utilizing a Musical Sophistication Test Battery
第83回ゼミ(オンライン開催):2023/07/02(日)09:00-10:30
今回もオンライン開催のゼミ。堀田先生と現役のゼミ生の渡邉,OG・OBが5名の,計7名の参加でした。
わたしからは,IJLTLEに採録決定していた論文が公開されたことや,最近の研究の進捗状況を報告させていただきました。その後,OG・OBの皆さんが,近況や現在進めている研究について報告されました。
大学の授業の話になり,堀田先生はずっと以前,システムについて学生に教えるために「システムキッチンの何がシステムなのか」を考えさせたり,「『システム』をいう言葉を3回使ってスピーチ」といった学習活動をしたりしていたとのこと。「面白い!」と感じるとともに,自分の授業について考えさせられました。
お忙しいスケジュールの中,6月の1カ月間に堀田先生に3回も随行した八木澤さんによるご報告では,目の前のことに一喜一憂せず,先のことを線や面で考えるという話が印象的でした。八木澤さんからは,夏合宿についての案内もありました。およそ1カ月後,今年こそは対面での夏合宿開催が復活することができそうで,とても楽しみです。
(報告:D3渡邉)
キャリア教育の射程
学校教育における生成系AIの活用と課題:論文のレビューを通して
筑波発の総合活動 STEM+授業のすべて
5-Month Comparative Study of Japanese Input Speed by Keyboard of Elementary School Children Learning with 1:1 Devices for the First Time
児童の1人1台情報端末の活用を初めて指導する教師による授業の変化の分析の試み
第82回ゼミ(オンライン開催):2023/05/28(日)09:00-11:10
今回もオンライン開催のゼミ。堀田先生・長濱先生と現役の渡邉,OG・OBの6名,計9名の参加でした。
わたしの研究の進捗状況の報告の後,OG・OBの皆さんが,近況や現在進めている研究について報告されました。博士課程修了後に大学の教員になった方も多く,学内外の方や企業等との共同研究の進め方や,科研費や企業からの外部資金の運用,特許取得の話など,話題は多岐にわたりました。
博士号は単なる通過点に過ぎず,取得後もゼミに参加して学び続けられている先輩方に大いに刺激を受けます。一方,わたしの拙い報告でも刺激になると言ってくださる方もいらっしゃいました。とにかく博士号を取得できるように,頑張り続けます。
(報告:D3渡邉)
学習指導案を対象とした学術論文の研究動向に関する調査
情報端末を活用した個別最適な学びの学習の進め方や学習方略に関する児童への意識調査
小学校中・高学年児童のICT操作スキルの習得と学級における1人1台情報端末の活用状況や指導との関連の分析の試み
第81回ゼミ(オンライン開催):2023/04/23(日)09:00-11:00
新年度になって初めてのゼミ。3月で中川さんが修了され,現役ゼミ生は渡邉1人となりました。
それでも定期的なゼミは今後も続きます。今回,堀田先生と渡邉以外に,7名のOG・OBの参加がありました。このメディア教育論ゼミは,OG・OBの交流の場としての大きな役割も果たしています。
OG・OBの皆さんからは,現在進めている研究内容や進捗の報告だけでなく,この4月から大学教員になった方々の授業や業務に関することや,科研費やその他の外部資金に関する報告もありました。堀田先生は「これまでのゼミでは研究の指導が中心だったけれども,皆さんに次の世代を担う研究者として伝えたいことはたくさんある。学び取ってもらいたい」と話され,研究者としての具体的なご指導やアドバイスもいただきました。
ゼミは新しいフェイズに入りました。わたしもOG・OBの皆さんに続くことができるよう,まずは確実に博論を進めていきます。
(報告:D3渡邉)
教員の研修動画の選択行動の傾向に関する調査の試み
STEM分野のジェンダーギャップに関する予備的調査
思考スキルの転移に繋がる認識と思考ツールポートフォリオの振り返り内容の関係
学習者主体を指向した授業の学習環境に対する教員養成課程の学生の「みえ」に関する検討
小学校の平成23年度用・平成27年度用・令和2年度用教科書におけるICTに関する記述の比較分析
CBTのためのPCパレットによる数式入力法の高等学校数学における使用可能性の実践を通した検討
保健室への児童生徒の来室を記録するWebアプリケーションの試作
高校生の「つなぎっぱなし」の実態
中学校道徳における生徒のアノテーションを活用した反転学習の授業設計に関する教師の意識の分析
中学校道徳における反転学習での生徒のアノテーションの効果と授業設計の検討
CBTにおけるWeb検索による情報の参照の有無による視線運動の違い
AIの物体検出技術を用いて下駄箱の靴の揃い方を推定する試み
養護教諭の統計的リテラシーについての一考察 -統計処理を必要とする業務に関する質問紙調査から-
1人1台端末を活用した授業に対して教員養成課程の学生が感じるデメリットの類型化の試み
他者の振り返りの参照が自己の学習方法の選択に関するメタ認知に与える影響の検討
中学校音楽科における合唱の練習にラーニングアナリティクスシステムを活用した授業実践
1人1台の情報端末を活用して個別最適な学びを始めるための小学校教師用チェックリストを活用した実態調査
児童が学習のてびきを作成する予備的実践と記述内容に関する検討
児童の学習の自律性の支援に取り組む教師の机間指導における発話の傾向
教師によるテスト採点における学習指導に関する認知過程間の関連についての一考察
第80回ゼミ:2023/03/21(火祝)14:00-16:30
今回のゼミは1年ぶりの対面開催となりました。3月ゼミは毎年,東京開催が恒例です。今回はOGの八木澤さんが着任された千葉大学が会場でした。
堀田先生,長濱先生,川田先生と現役ゼミ生に加え,OG・OBが8名,ゲストが3名参加。さらに,それぞれの事情でオンライン参加も4名で,その中には地元大学との連携協議のために出張中のインドから参加したOBもいました。会場に15人が集い,オンラインも合わせると19名の参加と,活気に満ちていました。
現役ゼミ生2名はそれぞれ,博士後期課程の修了報告と,現在の研究の進捗報告でした。その後はOG・OBの近況報告。現在取り組んでいる研究や,交付を受けた科研費にまつわる話,業績を積まれて昇任されるというご報告,研究者としての悩みや苦労など,バラエティに富んだもので,あっという間の2時間半でした。
この3月で中川さんが修了するので,次回から現役のゼミ生はわたし1人になります。ただ,これからのゼミもOG・OBの方々が参加してくださって,様々な情報提供をしていただけるものと思います。先輩方,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
終了後は対面参加のみんなで,千葉駅近くで久しぶりの懇親会をしました。
(報告:D3渡邉)
小学校教師が生じさせている可能性のあるヒドゥン・カリキュラムと担当学年の経験回数との関連
人工知能による画像認識を活用した 「下駄箱の靴の揃い方判断支援システム」の試作と小学校における実践の考察
取材と記事執筆によるメディア制作活動が大学生のメディア特性の理解を促す効果の検討
児童のクラウドに関する知識を評価するルーブリックの検討と試行
教育専門図書による学習指導案の役割および形式に関する記述についての調査
教師が学習の個性化をイメージするためのマルチアングル授業映像の試作と評価
小学校第6学年の算数科教科書における思考スキルの表出の特徴
中学校教師による授業実践を共有するためのチャットの役割の考察
情報端末持ち帰り:GIGAスクールはじめて日記3
令和2年度用小学校教科書におけるICTに関する記述の分析 -平成23年度用・平成27年度用との比較を通して –
ICTを使いこなせる教員養成講座 -1人1台端末とクラウド環境で授業できるようになるために-
保健室への児童生徒の来室を記録するWebアプリケーションの簡易評価
「NetモラルCBT」の活用前後の情報モラルの理解度の比較
コンピュータの使用時間の経過と視距離の関係
AIを用いてのこぎり引き技能に音声で助言を与えるシステムの開発
AIによる物体検出における学習させる条件による靴の検出の精度の違い
不正行為の有無による受験者がCBT受験時に見ていた対象物の違い
小学校高学年の児童が探究の過程における「情報の収集」の段階でチャットを利用した際の特徴及び影響の検討
第79回ゼミ(オンライン開催):2023/02/19(日)09:00-11:00
毎回,日曜日のゼミ開催ですが,本日は午後から東北大学大学院情報科学研究科の30周年記念シンポジウムがあり,堀田先生と長濱先生の講演等があり,あわただしい1日となります。
そんな本日の午前中ゼミは,堀田先生と川田先生のご指導のもとオンラインで実施され,現役ゼミ生として中川,渡邉さん,OB・OGとして八木澤さん,中尾さん,阿部さん,遠藤さん,小田さん,村井さん,槇さんが参加しました。年度末の時期ということもあり,OB・OGの異動等のおめでたい情報共有がいくつかありました。
ゼミの内容は,現役生の人数が減りOB・OGの人数が増えていることもあり,個々の研究に対する指導に加えて,各自が推進する研究に関する情報共有が多くなってきています。ゼミが研究のペースメーカーとしての役割に変化しているように感じています。OB・OGの報告を聞きながら,自分も研究のペースを保つ「研究者としての自己調整」が重要だと感じました。堀田先生からは「どんなに能力があっても,努力しない人,毎日努力を続けている人には結局敵わない」とのお言葉をいただきました.
次回ゼミは千葉大学で対面での開催を予定しており,ゼミの皆さんとお会いできるのをとても楽しみにしております。
(報告:D3中川)
クラウドでの共同編集機能を用いた学習指導案の検討作業の特徴 −中堅教師による若手教師への指導場面を対象に−
クラウドに関する理解と体験の学習順序が小学校第3学年児童のクラウドを主体的に活用しようとする意識に及ぼす影響
コネクティビズム(Connectivism)に関するレビュー
画像認識についての学習による小学生のAIに対するイメージの変容についての検討
教育DXで学校はどう変わるのか
A Trial Study on Understanding Operational Tendency of Device Use Based on Operation Logs during Home Study Using Japanese Authorized Digital Textbooks
デジタル教科書を活用した授業づくりの考え方
第78回ゼミ(オンライン開催):2023/01/08(日)09:00-11:45
2023年になって初めてのゼミもオンライン。現役ゼミ生2人とOG・OBが6人,堀田先生,長濱先生,川田先生と合わせて11名の参加でした。
現役ゼミ生のうち1名はもうすぐ博論提出。修了後に残る一人,つまりわたしのために細かなことまでアドバイスをくださいました。OG・OBの皆さんが一人ずつ修了されることは嬉しい一方で,寂しくもあります。しかし,先輩方が有形・無形で修了までの道程を残してくださることは本当にありがたいことだと思っています。
また,OG・OBの皆さんがゼミに参加してくださることにも感謝します。単に参加してくださるだけでなく,それぞれが取り組まれている研究について,報告してくださいます。今回のご報告も盛りだくさんの内容で,現役の身も引き締まりました。
そして,ゼミの最後には「HORI BUDDHA」に3段目と4段目の階段が追加されました。
干支の兎のような大きな飛躍はできないかもしれませんが,今年も研究の歩みを確実に進めていきたいと思います。
(報告:D3渡邉)