第51回ゼミ(オンライン開催):2020/04/19(日)09:00-11:20

コロナウイルス感染症対策のため,緊急事態宣言が全国に拡大された週末。キャンパスに集まることはできませんでしたが,オンライン会議システム等を使い,予定通りの日程でゼミが開催されました。
毎回のゼミの冒頭は,今後のメディア教育論ゼミ,国内外の研究会や,堀田先生がご登壇予定のセミナーなどの日程の確認がありますが,多くのイベントが中止やオンライン開催に変更。こんな状況がいつまで続くのか,先行きは不透明です。
そんな中でも,ゼミ生は研究の歩みを進めています。9月修了を目指す2人から,この4月にD3になった社会人院生までのドクター7人と,M2になったマスター2人がそれぞれの取組を報告しました。各自の研究内容は様々ですが,研究の妥当性を担保するため,同じ調査手法を採っている別の研究にあたることや,大学院生は,自分の専門分野に深い知識を持ちながら,関連する分野についても幅広い知見を持つ「T字型人材」であるべきだ,ということなど,全員に共通する学びがありました。
ネット上で共有している資料を基にしたオンライン会議システムでの発表と同時に,Slack上での情報交換や感想の交流が行われました。加えて,参加したゼミOG・OBやオブザーバーにもコメントをいただくなど,オンライン開催ならではの良さも味わうこともできました。
コロナウイルス感染症の拡大が深刻な状況である一方,世の中は急激に変化しています。自分の研究は社会的に価値のあるものだという信念を持ちつつ,「研究のチャンスを逃すと次は永遠にやってこない」ということを肝に銘じて,歩みのスピードを上げていきます。
(記録:D3渡邉)

オンライン会議システムでのゼミ
オンライン会議+ネット上の資料+Slack