第75回メディア教育論ゼミは,堀田先生,長濱先生,川田先生,現役ゼミ生3名,OB・OGの合計12名が参加しました。
残り少ない現役ゼミ生も学位取得を間近に控え,博士論文の具体的な進め方や,博士論文の先行研究に何を引用し,それを,これまで取り組んできた研究にどのように結びつけるかといった,博士論文における理論の位置付けに関するアドバイスが行われました。
私は8月に博士学位論文の最終審査を終え,今回が現役としては最後のゼミの参加となります。堀田先生からは研究者としてのアイデンティティの確立が必要であるとのアドバイスをいただきました。博士課程修了後も,継続して社会における自分の役割を見定めながら,自分自身の研究者としてのアイデンティティを模索していきたいと思います。
最後に「HORI BUDDHA」に2階目の階段が追加されました。階段が追加されるたびに選ばれる今回のほりたん語録は,「ゼミは,強い個の集まりであるべきです」でした。堀田先生からはその意味として,研究は共同で行うとしても誰かが責任を持つといった強い個が必要であるとともに,強い個だけでは研究が広がらない。メディア教育論ゼミでは一人ひとりが強い個の集まりであると思いたい,ということをお話しいただきました。
(報告:D3小田)