102回のメディア教育論ゼミが,堀田先生とOB・OGを含む10名で開催されました.今回のゼミでは,新年度を迎えて,新しい立場や環境での職務,研究についての報告が行われました.研究テーマや立場は異なっていても,「これからの教育をどう支えていくのか」という共通した問題意識のもとで学び合う時間となりました.
冒頭では,4月から東京学芸大学の副学長に就任された堀田先生より,教員養成大学の歴史や,これから教員養成大学が担う役割についてお話がありました.少子化に伴う定員割れや教員数削減により,全国で教育学部の再編や広域連携が進んでいること,さらに教員免許制度の見直しによって,大学の在り方そのものが変化していることについて共有されました.
また,ゼミ生からは,大学や学校現場での変化,新たな研究課題,学会発表準備などについて共有がありました.生成AI,VR,動画制作,情報活用能力,教科書研究など,研究テーマは多岐にわたっていましたが,それぞれの環境で研究を前に進める姿や,綿密に研究の見通しを立てながら取り組む姿から,多くを学ぶことができました.
さらに,置かれている立場や環境は異なっていても,多くの人と関わり合いながら研究や大学教育を推進する点には共通性がありました.その背景には,このメディア教育論ゼミで,他者と協働しながら学ぶことの大切さを学んできたことがあるのだと感じました.
今回のゼミでは,教育を取り巻く環境が大きく変化する中でも,それぞれが自分自身の問いを持ちながら,他者と関わり合いながら学び続けていることを実感しました.メディア教育論ゼミという場を通して,研究者として教育を支える生き様を学び,実践していきたいです.
(報告:メディア教育論ゼミ生・遠藤)