本日,第36回のメディア教育論ゼミが行われました。今回はゲストを含め18名の参加でした。今日の仙台の最高気温は22度で,学びを深めるのに最適な気候でした。
最初に堀田先生から,ゼミ生の近況と今後の学会参加についての確認がありました。9月28日から日本教育工学会全国大会が東北大学で開催されることもあり,大会での心構えを改めて学びました。
今回も,一人一人の研究の進捗状況の報告は前進ぶりを示すものでした。堀田先生からは「博士論文は筋が通っているかが大事」「何のための調査か,目的を明確にしておかなければいけない」「骨太の主張が必要」等,今回も私たちが共通して留意しなければいけないことを,ご指導いただきました。また,大学の紀要の活用や二重投稿にならないように留意すること,日本教育工学会のSIG活動といった貴重な情報を得ることができました。博士学位論文本審査会を終えた槇さんから,博士学位論文作成計画書と予備審査について詳しい報告があり,後進の道標を示してくださいました。
ゼミ終了後は恒例の「ほりたん危機一髪」です。査読論文が通った臼井さん,荒木さん,大久保さんの3人が対象でした。今回で49本となり,目標としていた査読論文の合計50本まであと1本となりました。また,間近に修了を控えた槇さんと鄂さんに花籠の贈呈が行われました。先達の研究やゼミ運営についての真摯な取り組みに感謝するとともに,メディア教育論ゼミの文化を継承していくことの大切さを改めて自覚しました。
(記録:D1佐藤正)