第105回ゼミ(オンライン開催):2026/10/04(日)

第105回メディア教育論ゼミがオンラインで開催され,堀田先生とゼミのメンバー5名の計6名が参加しました.各自の近況とともに,論文の採録や学会発表,科研費申請,今後の調査計画などが報告されました.
冒頭では,堀田先生より,メディア教育論ゼミのOB・OGが学会運営で担う役割に取り組んでいることや,国際学会への挑戦を続けることの大切さについてお話がありました.
各自の報告を通して繰り返し話題となったのは,自分自身の研究の軸や立ち位置を明確にすることでした.博士論文に向けては,個別の研究を一つの大きな枠組みの中にどう位置付けるかを考えること,また,研究対象とする事例を多様なケースの中に位置付け,その事例を取り上げる理由を説明することの重要性について,ご指導いただきました.
博士号を取得し,大学教員として働くメンバーに対しては,多くの研究を同時並行で進める中でも,自分が取り組みたいことを見失わずに研究を進めることの大切さについて,ご指導がありました.査読論文や紀要への投稿,学会発表,科研費申請など,研究成果をどのように形にするかについても,自分が取り組みたい研究に力を注げるよう,見通しを持って考えることが大切であると伺いました.査読論文や国際学会発表などに精力的に挑戦されているOB・OGの取り組みへの価値づけもありました.堀田先生からのご指導やOB・OGの皆様の発表は,自身の研究活動の進め方を見直す機会となりました.
また,複数のOB・OGから,自治体や学校との協力に関する経験が報告されました.互いの立場や状況を理解し,丁寧に関係を築きながら取り組みを進めることの大切さが共有されました.学校の研究を支援する際にも,現場の主体性を尊重し,その取り組みを支える関わり方を考えることの重要性について,ご指導いただきました.
今回は,業務のため欠席されたOGからもゼミ資料が共有されていました.堀田先生からは,欠席しながらも資料を作成し,新たな研究の相談を進めていることや,環境を活かして成果を出そうと努力されていることへの価値づけがありました.
今回のゼミを通して,自分自身の問いを持ち,個々の研究をその問いに位置付けながら,周囲と協働して成果につなげていく大切さを改めて学びました.一人ひとりを取り巻く状況は異なりますが,堀田先生はそれぞれの状況を踏まえたご指導やご支援をくださいます.堀田先生に応援していただいているからこそ,頑張れる,踏ん張れるOB・OGも多いのではないかと思います.
堀田先生からいただいたご指導と,それぞれの立場で研究や業務に取り組むメンバーの報告を,これからの自身の研究活動に活かしていきたいと思います.
(報告:安里基子)

オンラインゼミの様子