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B:中学年部会
  都田小:古橋・藤田・伊藤
  うなぎ:○高橋伸・渡辺・山脇・才所
  記録:西岡

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高橋伸:始めます

古橋:
3年1組は体育 こんなことをしてみたいイメージ
自分が伸ばしたい力がデータとして目に見える
絵や写真のように表示して子どもたちの意欲につながる
体育館にやりたい運動の場作り
運動をするとデータが出る。伸びたんだと思う授業展開
でも,子どもたちの運動量を落としたくない。その実践例を教えてほしい

藤田:
3年生の理科 豆電球に明かりをつけよう
乾電池と豆電球のつなぎ方
自分で主体的につなぎ方を考える デジタルカメラの画像など写真で見せる
豆電球のデジタルコンテンツを使う
まとめとしてマイテスターを使って電気を通すものをたくさん見つけよう→競争みたいな感じで
安全面:危ないことをしてはいけない そういうイラストをITを使って
プロジェクタで豆電球の仕組みを写す
ITの活用をどういう場面で使えば効果的か

4年生の国語 自分たちで調べて報告文を書く
3年生の時から少しずつプレゼンをしている
パソコンでアンケート作り,必要に応じてグラフをつくる。最終的にはプレゼンテーションで発表させたい
国語の勉強でもあるので,プレゼンの原稿も作らせる

伊藤:
図画工作で光で遊ぶという教材をやる 作品を組み合わせる活動を通して,光の利用の仕方や工夫を考える
デジタルカメラなどを使って,人と光の組み合わせを記録する
内容を盛り込みすぎかと思う
実践事例を教えてほしい

高橋伸:
意見をどんどん出していってほしい

渡辺:
三者個別ではなく全体に 指導案は教科でのIT活用。その中でもデジタルコンテンツを利用した授業展開
教科のねらいと関係を考えるべきでは
たとえば体育での使い方など,このタイプではこのコンテンツを使えばいいという方向
ITを使うための授業になってしまう。おおもとの部分で話し合った方がよい

高橋:
デジタルコンテンツで授業を組み立てる

山脇:
いいコンテンツは探せばある。どうしてITでするのか。それを使わなくてもできるのではないかと思われる

渡辺:
伊藤先生の例。
教材でたっぷり遊ぶ,一番きれいな画像を見える,自分で見つける,どう美しく見せるか,子どもが表現を広げる
デジタルカメラで光のものを撮る
でも「ふつうのカメラでもいいのでは?」と問われる

伊藤:
撮って映し出すことでとりかかりをつくる
グループでやることでアイデアを出すとか,他の子どもたちと関わりを持つということもねらいたい

山脇:
写して友達と見せ合って,また子どもたちが調べ直す。“しらまと”的な方法。試行錯誤はいいと思う

才所:
単元全体の目当てをしっかりと考えてみる。ITを使うと使わないとでは,どちらに効果があるかというところを考える
例えばパソコンを使ってプレゼンテーション。本当のねらいを達成させるためにITを活用した方が効果がある
つけさせたい力を洗い出す。整理をきちんとする
「使わない方がいいんじゃない?」といわれた時に「使った方がいいですよ」と理由が答えられる

渡辺:
授業研究の方法を考え直してみる
子どもの理解度が深まるには? 例えば,紙芝居でもやっていいんだけど動画を使った方がわかる

 堀田先生のデジタルコンテンツのプロジェクト デジタルコンテンツの性格
 1.訓練・・・繰り返し見せたりする 実験器具の使い方
 2.モデルの提示・・・こういうふうにやろうね モデルを提示する
 3.思考を促す・・・木の写真 どこの県木? そこから気候のこととか類推する
 4.体験を補う・・・見せる
 5.望ましい体験の誘発・・・見せることで僕もやってみよう

どんな力をつけたいか 危険なことはモデルの提示などで
やって見せてよくわかるなら先生が実際に見せる
どうやったら子どもたちの理解が深まるのか,5パターンで考えてみる。ITで見せられる単元を探す

高橋伸:
子どもの実態を把握しているか
引っ込み思案の子どもたちに表現力をつける
具体的にどういう表現力をつけたいのか
教師がイメージできているか,そこでITが使えるのか
ITと別で使うと表現力があがるかもしれない

渡辺:
具体的な表現力をつけたい。例えば発言,プレゼン,要点をまとめて話すなど
どの表現力を高めたいのか具体的にイメージしているか

藤田:
最後までしっかり話せない子どもやちょっと自信がない子どもが多い
ちょっとほかの子どもから言われるとと黙ってしまう
仲間がいればできるんだけど,思い切ってやらない子どもが多い。流されてしまう
しっかり最後まで活動させて,自信をもって話せる子どもたちにしたい。それを教師が支援したい

高橋伸:
普段の積み重ねが大事だと思う。普段の営みは工夫点は?

藤田:
朝のスピーチ。これは他の学年でやっている

渡辺:
スピーチだとデジカメスピーチという方法もある。伝えたいことをワンショットという形で
アンケートも算数の授業なんかでできる。全校で聞いてみるアンケート活動なのも取り入れたり 
こういう普段の積み重ねがあって15時間で実践をドーンとやるとか
テンプレートを使って原稿つくる。できない子どもたちには教師が対応して
子どもたちの実態に応じてワークシートを作る

才所:
子どもたちは,経験があればITの使い方が上手になる。どこで何を使えばいいかわかってくる 
子どもたちも聞かれても堂々と答えられると思う

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高橋:それぞれの指導案についてコメントを

古橋:
体育について
表現や器械運動のコンテンツはたくさんある
子どもたちが体力がきちんとわかる。フィジカルトレーナーみたいなものを取り入れてみる
データを子どもたちに提示できるようにしたい
子どもたちが目的意識をもって体育をする

渡辺:
3年生には難しいのでは?

高橋伸:
データとは具体的に

古橋:
50m走の記録とか

渡辺:
保健との関連。体の健康について。自分の健康を見直すとかがある

高橋伸:
ITを使うところか?

古橋:
子どもたちが測定をごまかすことがある。記録の付け方が曖昧。パソコンで客観的に提示できたらいいと思う

渡辺:
結果から自分の生活を見直す→3年生には難しいのでは?

古橋:
どれだけ自分がよくなったか。自分の目でわかれば意欲的になると思っている

高橋伸:
一人ひとりのデータ比較か全体もしくはグループのデータ比較なのか

古橋:
グループのデータを提示(得意な子と走でない子)
データに基づいて子どもたちが意識してくれれば

山脇:
子どもたちには速さとか時間はわからないと思う。水泳でも同じだった。
アナログ的にやるかデジタルでやるか,そのあたりは難しいと思う。

高橋伸:
授業研究としてITがどう生かされるのか,違うような気がする
仕組みを作ると想定しているのか,既存のソフトウェアを使うのか
公開授業の場面でどのようなイメージがつかみにくい

古橋:
ゲームセンターのパンチングマシーンのように,実際にパンチをして数値が出てくる感じ
そこにソフトウェアで伸びた理由がわかると

渡辺:
子どもが見比べて,「ああ,次はこうしよう」とは思わない。そのように気づかせるためには先生の手だてがいる
いいソフトウェアがあっても,それは同じ いい