C:高学年部会
都田小:小川・鈴木文
うなぎ:○笹原・向井・五十川・石黒
記録:山田
前半は鈴木文男先生の社会と音楽の指導案について.
鈴木:
社会と音楽でやる予定.
社会では世界の中の日本の役割.
教科書で概観をつかんで,児童がプレゼンにまとめて発表.
日本の果たすべき役割についての話し合いをさせる.
日本として重点を置くべきことは何か?
世界と日本をやろうとした.
話しやすいテーマとしては日本の果たすべき役割.
しかし,討論になりうるのだろうか?
音楽ではITを使った音楽の授業ができないか?と思った.
卒業式で歌う曲の練習をする.「ひびきのある歌声」をめざす.
キューブで入力した譜面にあわせてパート別練習をする.
「おとなしい」都田の子どもたち.ディスカッションや発声は苦手.
事前の種まきが重要だと思う.
【社会】
鈴木:
自分の調べたことを元にして意見を出すことをさせる.
授業の真ん中あたりで授業を引き締めるツールとして教師がIT活用.
前の時間に話し合い,感じたことを子どもたちが話し合うという授業にする.
鈴木:
教師はコンテンツの提示によって子どもたちの学習に追い討ちをかける.
向井:
日本が国際社会で果たしている役割と,世界で活躍する日本人の役割というのは別.
2月の段階なので成果を見せないと.4月当初から変わっている子どもたちの姿を見せないと.
一人調べの辞典でこだわったものは何なのか.調べたものをただ発表するだけなのか?
共通課題として発表するだけではだめ.
石黒:
どんなこだわりを持たせるのかイメージを持たせないと話し合いが成立しないのでは.
「あいつはそんなこと調べたんだな.ふーん」で終わってしまう.
子どもの調べてくることの共通性を見出して,例えば豊かさの
向井:
日本人としての意識の向上を狙うんだったら,最初から人に注目するべきではないか.前時に使ったプレゼンを使いながら,自分の興味をディスカッションできるようにするとか.
笹原:
調べ学習の前に児童が「こだわり」をもたないと,その後がなぁなぁになってしまう.例えば一枚のポスターについての徹底討論という方法もある.
五十川:
「なんでもいいから調べなさい」ではこだわりを持たない.何かテーマを与えないと.最初のしかけにインパクトを持たせないと,後が大変.
向井:
児童にとってこの課題は大変.
地球環境も国際協調も戦争廃止もみんな大切な課題.
どれが一番大事かみたいな話になると前時までの内容を繰り返し説明しないといけない.
自分が何をできるか,という話にしたい?
実際には出来ないけど,こんなことをしないといけないよな,というところまでは考えさせたい?
笹原:
自分の生活にまで問題を落とし込む作戦なのか,自分たちが大人になったらこうなっているんだな,という理解程度でいいのか.
別のグループの話を聞いて,「ふーん」で終わる,一方通行の授業になってしまう.社会科的には考え方の違いがあることなどが学べればよし.
【音楽】
笹原:「オンライン音楽室」というWebページに「歌よありがとう」の練習プログラムがある.
マシン3台使えば3パート練習できるけど,45分ではキツイ.個人が音をつかむのに時間がとられ,全体練習に時間が割けない.
ただやれば伸びるのではなく,
パート演習が「ひびきのある歌声」に繋がるか?繋がらないのでは.
この時間の主目標は何?自分のパートの音を聞きながら自分のパート歌うのか,対旋律を聴きながら主旋律を歌うようにするのか.
後者をやるのなら,ひびきのある歌声に繋がる.
一時間の中で全てをやるのは無理.
石黒:
お互いかかわりあうことが大事.パート間練習など.
他のパートと併せて自分たちの歌声のミスに気づいたり,相互評価したりする活動を通してお互い関わっていく.
笹原:
「卒業式で歌う歌をどんな風に歌いたいか?」子どもたちから出てきたモチベーションを教師がうまく取り上げて,テーマを設定したりする.
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後半は小川先生の総合の指導案について.
小川:
5年生はダッシュ村を主に取り上げている.
主体的に学ぶことができない子どもたち.指示があれば動く.
最近,「何かしなくちゃいけない」気になってきた子がでてきた.でも何をしたらいいのかが分かっていない.
「今の都田からこれからの都田に提案」できることを.
現在の都田の問題をまとめて,改善案を提案させる.
提案が実現可能かどうかも検討させる.
こだわりをもたせる時に,「都田はいいところ.きれいなところ」と思っている子どもたち.他と比較していない.
ダッシュ村の活動を通して,親と農業の話をするようになった.都田の産物に興味を持つようになった.
向井:
アンケート調査をするときの子どもたちの意識は.
アンケートの結果,いいところだけでなく,不安を煽るような
今を知るためには過去を知る.そして今後はどうなっていくのかを考える.未来を見つめた後,現在の自分たちのするべきことを考える.
小川:
都田クリーンアップ作戦を展開している人たちに関わっていくとか.
鮎の放流体験で交流した漁協の人たちと連携するとか.
石黒:
最後の提案の前に少し子どもが活動をする(ゴミ拾いとか)やってみたらこうだったと提案する.
笹原:
実際の体験を通してこだわりを引き出す.
発表会形式の授業はキケン?まとめたことを話す授業は意外とない.
地域の人に対して中間発表会をし,反応を見るとか.より良い発表にするための討論会にするとか.討論会では指摘しあうためのワークシートが必要だよね.
あるグループが話している間,僕らは関係ないよねという態度で聞かせるのはよくない.
都田についてどう思ってる?
↓
家族はどう思ってるのかな?アンケートしよう.
↓
意外な結果だね.次は資料を調べてみよう とか.
アンケートをする対象(年代)によって,都田の何をよしとするかにバラツキが出る.そうするとどうまとめるかが分からなくなる.
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