堀田:
力をつける
・伝える力学ぶ力
・書ける読める
学力保証
都田の子らしさを伸ばす
人材活用
学校の情報発信にもITを活用
フィールドワーク コマーシャルフィルムをつくろう
ディスカッションの目標
他校と比較しながら都田小のよさと課題を探る
【低学年】
田中:
1年生道徳:空き缶 オーソドックスな道徳の授業でITをどういかすか
きづいてないことにきづかせる振り返り等につかえるのではないか
2年算数:説明することを大事にしたい
2年生活:成長記録アルバム作成の目的をはっきりさせることが大事
そうすればワークシートの項目も決まるのでは
内容をしっかりと。
【中学年】
ITを使うための授業になっているのではないか
それを達成するためにITが効果的,というふうにならないと
デジタルコンテンツの性格5つ
当日なにをではなく,日常的に利用することを見直す,という提案
【高学年】
笹原:
社会音楽と総合
こだわりをもって自分の言葉で伝える最終段階
それが見えるような授業になっていないと行けない
子どもがどういう風に課題を持つかが大事になってくる。
それぞれの子どもが何のためという意識があれば相手の言葉を聞ける
そのためには,先生自身がどういう力をつけたいか
そのためのITの使い方など
【学校運営】
中條:
情報公開と外部評価 4つ
1)評議員
保護者にどう公開するかなど
2)外部公開に当たり,学力保証能力開発など
表現の仕方に統一性がない
思考力判断力は問題解決の中で培われる
教師のスキルアップだけでは解決しない
3)情報公開し,学校評価するに当たり,
地域家庭などのやくわりなどをかんがえると
評価基準をみんなで考えておく
4)教師がわかりやすい授業を,ということを避けて通らずにやっている
堀田:
だからだめだ,というわけではない
僕から見れば,ITによりすぎ
学ぶ必然性,しかけなどをうんと考えないと行けない
ああ使ったらどうか,が先に出ちゃう
最終的にバランスが取れないと
ITじゃない授業がどうなっているのかを考える必要
簡単にはできないが。
教師がどんな体験をあらかじめさせておくか,鍛えておくか,
やるはめになる演出をどうするかを具体的に考えておく
【パネラーによるプレゼン】
---
皆川:
プロジェクターで授業が変わる
4月 長期研修に出ていたので5月6月などはわからない
黒板の半分はスクリーン
テレビはデジカメスピーチで活用
自由に使えるパソコン3台
プロジェクターはマイプロジェクター
朝の会,帰りの会
今日のお天気コーナー
スクリーン常時張っている
Yahooのお天気サイトを表示させ,とにかく常に使わせようという作戦
円の学習でExcel活用(5年)
円周率を実践的に調べる
スクリーンの位置は?
スクリーンが左にある理由は,子どもが右利きだから.
スクリーンを見ながら黒板に書くことができる.
実物投影機:文鎮・白い紙をおいて説明文を書く
教科書と同じ画面に書き込み(3年):
休み時間にFlashのサイトで九九の練習:復習に取り組む
国語
ポスターとWebページの提示を組み合わせてポスターセッションをやった.
Web上でベーブルースの肉声を聞く
ワークシート
理科
NHKを視聴
テスト前にヒントをちょっとだけ ワークテスト
ALTが外国にメールを出そう,と
図工?
似顔絵を描こう
6年生に似顔絵をプレゼント
プロジェクターの画像をなぞる
プロジェクター1台で魅力的な授業ができる
バリエーション広がる
想像力を刺激
両者とも授業を楽しめる。
皆川:
プロジェクターは20万円した
奥さんには言ってない
堀田:
子どもたちは身近?
6年生だとできる
---
吉野:
情報科と英会話学級
すべての教師でおこなっていかないといけない
もう一度整理して教えていったほうがいいのではないか。
カリキュラム開発の手順
1.情報教育のイメージを持つ
2.観点を考える
3.実践力と知識とモラルを考える
4.系統性を持って子どもの実態にあっているか縦のつながりはどうか
1・2年は教師がやってみる
3・4年はじゃぶじゃぶ体験させる
5・6年いかにまとめるかなど
情報科の目標
3つの柱がわからない→言い換え
・あつめるまとめるつたえる 情報手段を選ぶ
・情報・情報手段・情報社会に関する知識
・情報モラル・責任
授業のとらえ
らせん
1・2年生 機器を使ってみせる
教師主導で いっしょに使おうよ, 僕たちも使ってみたいな
3・4年生 インタビュー 情報らしいこと
スキル
インタビュー 3回組み込まれる単元
直接接する体験とかマナーとか
必ず振り返る
ただまとめるのではなく,よその学校の新聞から仕組みを学ぶ
題名はどこだとか
6年生 自分の中で整理する
まとめ直す 友達から意見をもらう
伝える学習 OHC パネルなど体験 それを知識につなげる
著作権についても3年生で著作権という言葉を教える
4年生 3年生のときにもやったよね
身の回りの著作権について考えよう
CDはコピーをしていいのか。
ポスターにキャラクターを書いていいのかなど。
6年生はどうしたらいいのかを体験の中に入れている
3年生ではモラルとして位置づけている。
チャットしているとたくさん打てるようになりたいと思う。
カリキュラムのいいところ
繰り返しているので実践力はついていると思う
教師はカリキュラムづくりで学年のつながりを意識できる
カリキュラムで子どもが育つ教師にも力がつく
堀田:
元吉原 情報のTTがほかの授業にも出ている
興味ない教師をどうやってフォローする?
吉野:
できる人にはしばりがあるのかもしれない
堀田:
学校カリキュラムは先生による凸凹が抑えられる(保護者にとっては不公平感が和らぐ).最低基準を満たした上で,教師の個性が出る.
ある程度熟した学校では不可欠.
---
正來:
「学校の情報公開はこんなインパクトを生む」
学校のページは 地域保護者の理解 と 情報交換
紙ベースでは時間的なコスト継続が難しい
Webは一部の先生のスキルに負担
そういうことの克服
5年生のWebシステムコンセプト
環境・システム・運用・利便
いつでも更新
校内無線LAN どこからでも教室から子どもの様子を発信できる
それによりリアルタイムに近い 高頻度な発信が可能
だれでも更新
HTMLエディタの使い方 画像の取り込み アップロードなど
教育コストがかかる
→メールを送ったらそれがページになるなど。
Web作成ツールやFTPの作業をなくし,BBSベースで誰でも更新可能に.
頻繁に更新
どこからでも容易に更新できるシステム
→発信頻度が上がる→人が見に来る↑
携帯電話対応
自動的に携帯電話対応のページをつくってくれるソフトを利用
PCではなく手軽に
実際には,
写真などがあるのでパスワードで保護者のみ閲覧可能にしている
毎日の子どもたちの活動を写真付きで紹介
80日間で80くらいの更新 毎日1枚 保護者に好評
デジタルで書いた自画像を専用ソフトでしょうかい
担任の一言をエッセイ的に
学年通信をWeb上に,というのがコンセプト
携帯から見ると,「おしらせ掲示板」
どういう評価を受けているか
あまりスキルがなくても頻繁に更新している
だいたい勤務時間内に終わっている→気軽にしてもらっている
保護者の評価 更新頻度に対する評価高い
コンテンツの評価 従来のようなものも高い
一言 生の声を求めている
携帯電話版 思ったより評価高くなく
あまりアクセスする人がいない 13%くらい
とてもよい・あればよいで80%くらい
保護者の情報交換を2学期にやってみたい人8%くらいしかいない
受信のほうに興味がある
堀田:
学年でやっていることなのね
周りの学年の反応は?
正來:
学校でいきなりというほうが抵抗がある
堀田:
5年2組の先生は?
正來:
スキルが上がっている 聞いてくることで
できるようになった感がある。
まわりからは騙され感(笑)
堀田:
やれる範囲からやってみる
保護者は待っている 待っているだけ それは
学校がつくってきた保護者観
---
中村:
「子どもを伸ばすには授業(研究)が基本だ」
わかることとできることは違う
本当はやってみないとわからない
わかったといってもできるとは限らない
総合的な学習の時間によって発問などがおろそかになっている学校がある
わかることの押さえが甘くなっている
活動してるね,わーで終わってしまう,結果おろそかに
本当に子どもを大事にする発問とは
奇をてらった発問 うまく考える発問 パターンをたくさん持っている
授業1発問にこだわる必要性は?
発問は子どもの様子をスキャンしながらやるもの
子どもをとらえる授業ではおそい,子どもをとらえた授業にする
分からせるための確認をどうとるか
すぐ活動できる工夫がある
デジカメもDVカメラもプロジェクターも定規も無造作に転がっているところがいい
教室にこれだけユニポスカがたくさんある←模造紙を使った活動をたくさんやっているのだろう
黒いスクリーンで暗くする.このスクリーンは?
校長先生:
OHPの時代の遺産
中村:
基礎基本を地道にやっている
チャレンジ計ぷりっこ漢ぷりっこ
すぐ調べることができる環境の整備
しっかり国語辞典もおいてある
テーマに工夫が入るには?
「あり新聞」
表題をここに書くとか
ユニポスカが活用されていない
登校時,校長先生が声をかける
地図を書き込めるようにしておくといい
今活動でどこを調べているよ,と
日頃の活動が大切でそれをどうサポートするか
ジャブジャブ活動する+α
発達段階 紙→模造紙→電子メディア
横断的段階的カリキュラム
指導には少しステップアップするツボが必要
授業のポリシーと子どもへの思い
子どもの姿をとらえる
活動的+書き込める+いつも
ほかの子も意見を言えるように
紙ベースとの組み合わせをうまくやるといい
ねらいと教師の「出る場」の明確化
ねらいをどこまで明確化
子どもたちを伸ばすために
活動の途中にどんな声かけをするか
堀田先生がどういう声かけをしているか
授業で教師は何をコントロールするのか 1つは時間
つまり,カリキュラムが大事
---
【まとめ】
堀田:
皆川… 気楽普段着でいつでも
日常化しないと当たり前にならない
紙ここで置くんです,とかに重みがある
吉野… きちっと読み込もうとしてワーディングしなおす
きれいごとにしない そうやってできあがったカリキュラム
意図して体験させる 身につくスキルを対応させる
学校カリキュラムになっているからすべての先生がやることになる
いい強制力
正來… 新鮮フレッシュな情報を届けるのはだれの仕事でもある
これからの問題解決に受益者に情報を届ける
子どもに届けることも重要だけど保護者に説明することも非常に重要
やるまえにああでもない,ではなく,とりあえずやってみる
中村… 名物ダメダメ分析
大事なものはモノに現れる 普段はにおいになって現れる
都田は,IT活用以前(言葉がけとか)の工夫を
|