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第58回ゼミ(オンライン開催):2020/11/15(日)09:00-12:00

本日,第58回のメディア教育論ゼミが行われました。
オンライン開催も半年以上が経ち,オンラインでの開催がすっかり板についてきました。
冒頭では堀田先生から,いつもの通り,連続セミナーの今後の開催状況や国内外の学会や研究会の状況についての共有があり,どの研究会や学会で何を発表するのかを計画的に考えて投稿することについてお話がありました。その後は,博論が近いゼミ生から順番に8名が発表を行いました。
博士論文を書くことについて,これまでも多くの先輩方が,自分の体験と対策を共有していただき,暗黙知の蓄積が行われてきました。しかしながら,やはり自分自身がその立場になった時には,大変さは変わらず,時間をやりくりするための作戦を立て,やらないことを決めて取り組むことが必要であるということが大切であることを改めて実感しました。自分自身が社会人大学院生であるからこそ,博士論文作成に向けて,より意識して準備をしていく必要があることを感じました。
また,現在論文作成に向けて研究を続けているゼミ生に対しては,調査の質問項目の設計,査読論文で使う語句の選び方などの具体的な内容などについてご指導いただきました。論文の内容と投稿先の学会があっていることや,その学会の学術的な前進に寄与することが必要であることが必要であるなど,各自が論文を進めていくために必要な多くのやりとりが行われました。
本日も熱い議論をありがとうございました。
(記録:D3小田)

オンラインゼミの様子

院生が学会賞を受賞しました(2020/10/09)

このたび読書学会にて,大久保君(D3)が「読書科学研究奨励賞」を受賞しました。
この賞は,論文誌『読書科学』に収録された論文から、優れた研究論文と認められた1編の著者に対して授与されるものです。
年会がオンライン開催だったため賞状が届きました。

東北大学大学院情報科学研究科Webサイトへの掲載

メディア教育論ゼミの院生たちの研究がこのような形で学術的に認められることはたいへん嬉しいことです。
御指導・御助言いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
(堀田)

いただいた賞状

第57回ゼミ(オンライン開催):2020/10/04(日)09:00-12:05

10月4日(日),第57回のメディア教育論ゼミが開催されました。
9月にお二方が博士号を取得されたことは喜ばしいことながら,ゼミのメンバーが減ってしまい,少し寂しい思いをしていましたが,そのお二方とも今回のゼミに参加してくださり,オブザーバー含めて合計13名の参加となりました。
ゼミの開催はオンラインですが,普段からSlackで報告やディスカッションを行ったり,ZoomやMeetで研究相談を行ったりと,日常的にオンラインのツールを使って各自が研究を進めています。そしてゼミ当日は,それぞれの報告から研究手法や査読論文・博論執筆の進め方を学びます。これまで何回も聞かせていただいていることもありますが,各自の現在の進捗状況に応じて,実感と伴った理解へと繋がっています。
教育のデジタルトランスフォーメーションが劇的に進む中,旬を逃さないように,そしてその先まで見通せるような研究を進められるように,今後も努力し続けていきます。
(報告:D3渡邉)

オンラインゼミの様子
OBになったばかりの2人

第56回ゼミ(オンライン開催):2020/09/06(日)09:00-12:40

第56回メディア教育論ゼミも,コロナ対策のためオンラインで開催されました。宮城県のほか,東京都,神奈川県,静岡県,島根県,鹿児島県,沖縄県と,日本各地のゼミ生がオンラインで集まりました。戦後最大級の台風が九州地方に接近する中での開催となり,沖縄県や鹿児島県からの参加者が空模様の報告をすることからゼミがスタートしました。
この9月で博士号を取得して修了予定の山本さんと大久保さんが現役生として最後のゼミ参加となり,ゼミ終了後にささやかな修了式を行いました。堀田先生はお二人に,「修了後に研究を止めずにやっていけるかどうかが試されている」と激励の言葉を贈られました。修了する大久保さんからは、博士論文執筆の原動力となったエナジードリンクの紹介などもありました。
お二人は,これまでずっと博士論文の進め方や手続きのことなど多くの情報をゼミ生に共有してくださってきました。改めて,ゼミという仲間で一緒に博士号を目指すありがたさを感じました。
(報告:D3村井)

ゼミの様子
さわやか笑顔の山本先生
エナジー大久保

院生が学会賞を受賞しました(2020/08/22)

日本教育情報学会にて,山本先生(D3)が「奨励賞」を受賞しました。
昨年度の全国大会での全発表から1編だけが選ばれました。
札幌学院大学で行われる年会にて表彰される予定でしたが,年会がオンライン開催だったため賞状が届きました。

東北大学大学院情報科学研究科Webサイトへの掲載

メディア教育論ゼミの院生たちの研究がこのような形で学術的に認められることはたいへん嬉しいことです。
御指導・御助言いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
(堀田)

いただいた賞状

院生が学会賞を受賞しました(2020/08/10)

日本デジタル教科書学会にて,安里さん(M2)が「若手奨励賞」を受賞しました。
今年度の全国大会での全発表者から2名選ばれたうちの1人です。
京都大学で行われる年会にて表彰される予定でしたが,年会がオンライン開催だったため,表彰もオンラインでした。

東北大学大学院情報科学研究科Webサイトへの掲載
日本デジタル教科書学会Webサイトへの掲載

メディア教育論ゼミの院生たちの研究がこのような形で学術的に認められることはたいへん嬉しいことです。
御指導・御助言いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
(堀田)

いただいた賞状
本人による受賞コメント

オンライン夏合宿(第55回ゼミ):2020/08/01(土)~2020/08/02(日)

毎年恒例のメディア教育論ゼミ夏合宿が行われました.
今年は,新型コロナウィルス感染症の拡大のため,3密を避けるべくオンラインでの実施となりました。ZoomとSlack,Google Driveを駆使して,各自リモートからの参加により夏合宿が実施されました。外部から講師の先生方10名をお招きし,OBOG7名,ゼミ生9名(博士課程後期)+2名(博士課程前期)の合計28名による合宿となりました。今年は博士課程前期のゼミ生も博士課程後期と同様に研究討議にフル参加となりました。
鷹岡先生(山口大),三井先生(常葉大)からは「私の教育工学人生」と題したご講演をいただき,講演内容について参加者によるディカッション&質疑応答をしました。また,複数グループに分かれてゼミ生の研究を講師とOBOGへご指導いただいた「博論・修論検討」,小柳先生(関西大),高橋先生(東京学芸大)による「総括」,1日目の夜に実施した「懇親会」と,例年行われている夏合宿とほとんど同じ内容で熱い議論,情報交換,交流が行われました。それぞれのセッションでは,Zoomのブレークアウトルームの機能を活用して,闊達な議論が行われました。リアル合宿との違いは温泉と食事がなかったことくらいでした。
研究に関する各議論では,教育工学について熟議,研究のモチベーション確認,自分の研究がどの分野に役に立てるのかの議論等々が行われました。ご講演いただいた先生からは,教育工学は学際的な学問領域なので,自分の研究だけでなく,他分野の研究にもアンテナを広げたり,教養を積み上げたり,さらには広く情報を収集するためには,外国語も習得する必要があることをご指導いただきました。また,われわれ堀田研は,堀田先生のネットワークで研究を進めることが多いわけですが,一人一人が独り立ちした研究者として研究を進められるように,意識を高く,プロアクティブに動けるようにとのアドバイスもいただきました。
ご指導をいただきました講師の先生方,誠にありがとうございました。
(報告:D3中川)

オンラインで議論
研究発表の様子
夏合宿のマスコット

夏合宿前のオンライン懇親会:2020/07/26(日)21:00-22:30

堀田研究室では毎年,夏合宿を実施しています。コロナウイルス感染拡大防止のため,今年は集まることはできませんが,そんなことで学びを止める堀田研究室ではありません。8月1日(土)・2日(日)の2日間,オンラインで夏合宿を開催する準備をしています。
夏合宿に向けて,オンラインで,25日(土)夜は幹事団の最終打合せがみっちり行われました。さらに26日(日)夜には参加者の顔合わせを兼ねた懇親会が行われました。
26日(日)夜の懇親会には,堀田先生の呼びかけで,講師の先生方,ゼミOG・OB,そして現役のゼミ生の合わせて26名が参加。全員で乾杯した後,自己紹介や近況報告で盛り上がりました。
夏合宿本番も,この勢いで盛り上がっていきたいと思います!
(記録:D3渡邉)

オンライン懇親会の様子

第54回ゼミ(オンライン開催):2020/07/05(日)09:00-12:00

7月5日(日)に第54回のメディア教育論ゼミが行われました。今回もオンラインでの開催です。発表者に加えてオブザーバーも3名参加し,合計14名の出席者でした。
今回は大久保さんと山本さんから,先日の博士論文の予備審査の報告がありました。予備審査のために準備すること,発表資料の作成の工夫や発表時の心構え等,審査に至るプロセスから審査当日までの取り組みを聞かせていただきました。お二人の報告は具体的であり,博士論文という目標に向かって進んでいる私たち後輩にとって今後の道標となるものでした。
その後の一人一人の研究の進捗状況の報告について,堀田先生から今回も熱くご指導をいただきました。「自分の構想を図式化することの大切さ」「博士論文の構想を常に考えていること」「ロジックをどのように考えるか」「木を見ながら森を見ることの重要さ」等,今後留意しなければいけないことを学びました。また,コミュニティの一員としてゼミの研究活動に貢献することの意義もご指導いただき,身が引き締まる思いでした。
ゼミ終了後には夏合宿のためのオンライン操作の練習をしました。幹事団は前日も打ち合わせを行い,準備を進めました。ゼミ員全員が成長するオンライン夏合宿に向かって前進しています。
(記録D3:佐藤)

オンラインゼミの様子

第53回ゼミ(オンライン開催):2020/06/06(日)09:00-12:00

本日、第53回のメディア教育論ゼミが行われました。緊急事態宣言が解除されてからの初のゼミでしたが、前回、前々回に引き続き、オンラインでの開催となりました。オンラインであるからこそ、資料は伝えたいことを簡潔に表現する、話もポイントを絞るといったことが求められますが、発表の仕方、ツールの使い方に関して、この3回を通してそれぞれがより慣れてきたことが感じられました。
今回のゼミは10名の発表者に加え、OB・OGも3名参加し、いつも通り、博論のゴールに近いゼミ生から順に研究の進捗報告を行いました。ゴールが近いゼミ生には共通して、博論の賞味期限に関してのアドバイスがあり、博論として、長く続く研究の価値を伝えることの大切さについて考える機会となりました。また、長く続く研究の価値を示すためには、自分の研究をメタ的に見ること、自分の論文がどの領域の何を解決しようとしているものなのかを俯瞰してみることが大切であることを、改めて認識しました。
ゼミ生の発表と並行して、Slackでは発表に対する関連情報、感想、気づきなどをそれぞれが書き込んでいますが、発表者にとっても、参加しているゼミ生にとってもより議論が深まる手段となっていることを感じました。
ゼミの終了後は、夏合宿についての合宿幹事の打ち合わせが行われました。今年度の夏合宿はオンラインで開催されることが決定しました。そのため、より有意義な合宿にするために、オンラインならではの工夫を行うことを中心に検討が行われました。
(記録:D3小田)

オンラインゼミの様子

第52回ゼミ(オンライン開催):2020/05/10(日)09:00-11:20

ゴールデンウィーク明けで,コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言が延長されてから迎える週末。感染者数は減少しつつありますが,まだまだ安心できる状況ではなく,今回もゼミも青葉山キャンパスに集まることはできませんでした。オンライン会議を使い,予定通りの日程でゼミが開催されました。
ゼミの冒頭は,今後のメディア教育論ゼミや,国内外の全国大会や研究会の開催,堀田先生が登壇予定のセミナー等の日程の確認がありました。多くのイベントが中止や延期,オンライン開催に変更となり,まだまだ先行きは不透明な状況です。
そのような状況ではありますが,ゼミ生は研究を各自で進めています。9月修了を目指すゼミ生をスタートにそれぞれの取組と進捗状況を報告しました。ネット上で事前に共有している資料を基に,要点をまとめて短時間で報告するように心がけています。対面の場合もそうですが,オンライン会議の場合には特に留意したい点でもあります。
オンラインによるリアルタイムでの指導と併行して,Slack上での情報交換や感想の交流が行われました。学会の全国大会や研究会の発表内容や投稿論文へのアドバイスなど,参加したゼミOG・OBやオブザーバーからもコメントをもらうことができ,同時・非同時を組み合わせたオンラインのゼミを進めています。
それぞれのゼミ生への指導において,「多くの先輩方の資料の蓄積をしっかり利用していくこと」「毎日2行ずつ書く習慣を付ける」など,これからの学びを進めていく上で重要な内容を共有することができました。これらは,ゼミ生全員に共通する「これからの研究者としての姿勢」に通じることでもあります。
感染者数が少しずつ減少しつつある中,対面でのゼミはまだ先になると思いますが,オンラインで仲間とつながって学びを深めていくことの大切さを感じています。
(記録:D3山本)

オンラインでのゼミ

第51回ゼミ(オンライン開催):2020/04/19(日)09:00-11:20

コロナウイルス感染症対策のため,緊急事態宣言が全国に拡大された週末。キャンパスに集まることはできませんでしたが,オンライン会議システム等を使い,予定通りの日程でゼミが開催されました。
毎回のゼミの冒頭は,今後のメディア教育論ゼミ,国内外の研究会や,堀田先生がご登壇予定のセミナーなどの日程の確認がありますが,多くのイベントが中止やオンライン開催に変更。こんな状況がいつまで続くのか,先行きは不透明です。
そんな中でも,ゼミ生は研究の歩みを進めています。9月修了を目指す2人から,この4月にD3になった社会人院生までのドクター7人と,M2になったマスター2人がそれぞれの取組を報告しました。各自の研究内容は様々ですが,研究の妥当性を担保するため,同じ調査手法を採っている別の研究にあたることや,大学院生は,自分の専門分野に深い知識を持ちながら,関連する分野についても幅広い知見を持つ「T字型人材」であるべきだ,ということなど,全員に共通する学びがありました。
ネット上で共有している資料を基にしたオンライン会議システムでの発表と同時に,Slack上での情報交換や感想の交流が行われました。加えて,参加したゼミOG・OBやオブザーバーにもコメントをいただくなど,オンライン開催ならではの良さも味わうこともできました。
コロナウイルス感染症の拡大が深刻な状況である一方,世の中は急激に変化しています。自分の研究は社会的に価値のあるものだという信念を持ちつつ,「研究のチャンスを逃すと次は永遠にやってこない」ということを肝に銘じて,歩みのスピードを上げていきます。
(記録:D3渡邉)

オンライン会議システムでのゼミ
オンライン会議+ネット上の資料+Slack

オンライン懇親会:2020/04/03(金)21:00-23:00?

本日は,メディア教育論ゼミの懇親会が行われました。
懇親会と言っても,対面で行う懇親会ではなく,オンラインでの懇親会です。
現在,コロナウィルス感染症対策のため,一堂に会するのがなかなか難しい状況があります。
今後,対面でのゼミの代わりにビデオ会議システム等を使ってゼミを行うことを想定し,その練習も兼ねての懇親会でした。

懇親会には,19名の現役ゼミ生やOBOG等が参加しました。
各自が各家庭で飲み物や食べ物を準備して,近況報告を中心に,約2時間やりとりが行われました。
近況報告では,新年度に入った現在の生活の様子,研究の進捗状況などが画像と共に紹介されました。新年度に入り,職場が変わった人や結婚して引っ越しをした人もおり,その報告があるたびに,みんなで拍手をしてお祝いをしました。

発表者が近況報告をしている間に,チャット画面では,他のゼミ生同士で発表内容に対する質問や感想がやりとりされるなど,オンラインならではのパラレルなやりとりも見られました。
また,自宅から参加しているということもあり,会の途中で飲み物を取りに行ったり,家の用事を済ませたり,家族が参加したりするなど,各自のスタイルに合わせた参加が可能であるのもオンラインならではだと感じました。

会の最後には,堀田先生から,オンライン会議システムをうまく活用するためには,
ミュートのオンオフなど細かいコツがいる,そのような使い方の確認をするのが今回の趣旨であったこと,このやり方が確立すれば,対面でやるゼミとオンラインでやるゼミの使い分けができるので,継続して取り組んでいきたいと思っている,といった話がありました。

メディア教育論ゼミも7年目に入りました。
ゼミ生だけでなくOBOGも増えてきて,学び続けることを保証すべく,どういうやり方が効率よく,また合理的なのか,いろいろなやり方を吸収しながら模索を続けています。
メディア教育論ゼミはまだまだ進化します。
(記録:D3八木澤)

全員で乾杯!
各自1スライドで近況報告

第50回ゼミ:2020/02/23(日)09:00-12:30

記念すべき50回目のメディア教育論ゼミは,粉雪が舞う仙台・青葉山で行われました。
新型コロナウイルスへの対応として,ゼミ生の参加は各自の判断とすること,参加する際はマスクなど慎重な対策をすることという条件つきでの実施でした。
ゼミの冒頭では,堀田先生から,3月修了の博士号取得修了に向けた動きやOBたちの研究活動などの話があり,身の引き締まる思いになりました。
今日のゼミでの堀田先生からのキーフレーズは「無邪気すぎるな」ということ。学会でも,研究でも,さらには世の中の色々な場面においても,複雑な状況の中で「できること」「できないこと」があり,皆,慎重に判断をしながら進めている。そうしたことを考慮して各自が動くことが必要であると,人としてのふるまいについて教えていただきました。
論文採択を記念する恒例の「ほりたん神社」にリボンを結んだのは,前回ゼミに続き快進撃を続ける山本先生でした。「科学教育研究」と「コンピュータ&エデュケーション」の2誌に採択が決まったそうです。
ゼミ終了後には,いつものウナギに加えて,長野のお店から取り寄せたケーキで50回目のゼミ開催をお祝いしました。
(記録:D3村井)

粉雪の青葉山
ゼミの様子
ほりたん神社
50回祝ケーキ