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■バックナンバー

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2002.04.07(Sun) Published

    週刊
    堀田研究室
    http://horilab.jp/mag/

━━━━━━━━━━━ Horita Laboratory Mail Magazine / N o . 1

「春です。あなたのココロに春,来ましたか?」
(平田)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のお品書き

+発行によせて
+今週のほりたん
+今週のいただきもの
+今週のメーリングリスト
+今週の事件簿
+今週のハイテク
+今週のキーワード
+今週のランチミーティング
+今週の一冊
+今週のぼやっきー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ + Weekly Horilab Begins

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +発行によせて

こんなメールが届いて驚かれた方もいらっしゃると思いますが,こちらは静岡
大学 情報学部 堀田研究室がお送りする情報教育日常実践型メールマガジン
『週刊 堀田研究室』です。堀田先生の最近の動向を中心に,ゼミ生の活動紹介,
学生が情報教育に抱いている熱い思いを伝えていきたいと考えています。日常
のただれた生活,ゼミ生のレポートに追われる姿など,あまり役に立ちそうに
ない,だけどココロがなごんじゃうような情報満載でお送りしようと考えてい
ます。
(週刊 堀田研究室デスク兼編集長 村上守)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のほりたん

この一週間堀田先生はどこで何をしていたのでしょう?

 3月30日(土)
  富山→東京,NHK放送教育虎の穴合宿
 3月31日(日)
  合宿2日目,「体験!メディアのABC」番組会議
 4月 1日(月)
  出勤して雑務整理,院生とICCE論文会議
 4月 2日(火)
  学科教務委員会でもうたいへん,小川さん壮行会
 4月 3日(水)
  NIME共同研究手続き,MIAキャスティング,聖心女子大非常勤会議
 4月 4日(木)
  学部教務委員会,ガイダンス資料袋詰め
 4月 5日(金)
  ネットワーク管理委員会,学科会
(堀田先生)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のいただきもの

8日(月)にお花見が迫ってきました!お酒,ジュース,新鮮な海の幸,山の幸。
楽しいお花見の席,ありすぎて困るということはないですよね。そうそう,皆
さん頂きもののページは御存知ですよね?研究室への差入れを,個人の独断と
偏見で採点して発表してしまっているサイトです。ニーズの高いものは点数も
高くなりますし,その逆も…。高得点をはじき出すと,来週からのメールマガ
ジンに掲載されますし,他にいいことがあるかも…。

万が一,いただきもののページを知らない方,いらっしゃいましたら
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/event/tensin/

をご覧下さい。あなたの生活に潤いを与えること間違い無しの優良コンテンツ(?)
です。
(山本)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のメーリングリスト

『堀田研 新メーリングリスト,スタート!!2日で100を超える!』

今となっては,堀田研究室の生命線ともいえるメーリングリスト。今週は,新
3年生が加わり,パワーアップリニューアルしました。すでに,2日間で100
通を超えてます…。現在は,堀田先生,ゼミ生(14人),卒業生(4人),
現場の教師(9人)が参加。

次回からは,1週間の間にメーリングリストに流れた情報を紹介します。
(仲林)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の事件簿

『カンガルーっておいしいのか?』

堀田先生がオーストラリアに出張され,帰ってきました。出発の朝「じゃ,行って
来るから」と言われ,帰ってくるまで一週間かかりませんでした。堀田師匠曰く
「僕とメールでしかやりとりしてない人は,僕がオーストラリアに行ってたなんて
分からないよな」とのこと。たしかに,情報ネットワークが世界規模で結ばれた時
代,相手がどこに居るかなんてのには関係ないんでしょうね。

さて,堀田先生がオーストラリア出張して,カンガルーを一頭買ってきてください
ました。堀田先生はカンガルーと一緒に成田空港に降り立ちました。さて研究室に
来て一頭まるまるじゃ多いので,どうやってたべようか相談したあげく「ジャーキー
にして食べよう」ということになりました。

カンガルーは塩気があっておいしかったです。
(…というのは冗談で,カンガルージャーキーは製品として販売されています)
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/staff/murakami/0327kangaroo/
(村上)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のハイテク

『ウェブでアルバムを公開するツールViX』

堀田研ではデジカメでよく写真を撮ります。イベントの度に撮ります。イベン
トがなくても撮ります。でも,ただ撮るだけではありません。後々参照できる
形で保存し,基本的にWebで公開します。

石原実践に学ぶ会(昨年度の勉強会です)の様子
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/ishihara/photos_kouen/kouen.htm

夏合宿の様子
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/2001gasshuku/records/album_index.html

今回ご紹介するのは,こんなアルバムを簡単に作ることのできる,ViXというソ
フトのご紹介です。

ViX
http://homepage1.nifty.com/k_okada/

こちらで配布されているフリー(無料)ソフトで,主な機能は,画像アルバムを
作ることのできる「ファイラー機能」と,溜め込んだ画像をパラパラと見るこ
とのできる「ビューア機能」の2つです。使い方も簡単です。50枚くらいの写真
をアルバム化するのに10分もかからないでしょうね。

デジカメで写真は撮るけど,その後,画像ファイルの管理に困っている貴方,今
すぐダウンロード!
(山田)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のキーワード

「正統的周辺参加」(Legitimate Peripheral Participation/LPP)

この4月から堀田研究室メンバーが9人増えます(3年生6人,大学院生2人,
研究生1人)。新しく入ってくる3年生には,この研究室がどうなっているのか
わからないでしょう。しかし,わけがわからないうちに,先輩たちからいろいろ
な言葉をかけられながら様々な体験をしていくうちに,研究室の全体像が分かっ
てくることと思います。このような,身を置いている状況の中で次第に学習して
いくことを,「正統的周辺参加」といいます。これは,親方(古参者)と弟子
(新参者)という,従来からある徒弟制を基礎とする共同体の中に学習を位置づ
ける考え方です。はじめ新参者は,周辺的で部分的な参加しかできませんが,次
第に十全的に参加できるようになっていきます。その中で,新参者が徐々に古参
者のアイデンティティを形成していく過程を学習だとします。

しかし,ただ共同体の中にいれば学習が成立するというものではありません。
堀田先生も,堀田研究室に所属するためには「何事も勉強だと思える精神が,ま
ず第1条件」だとおっしゃっています(堀田,1996)。どんな状況からも自
ら学びとっていこうとする姿勢が,堀田研究室に限らず,現代社会で求められて
いるのです。
(宮崎)

参考文献
Jean Lave, Etienne Wenger(佐伯胖 訳)『状況に埋め込まれた学習―正統的周
辺参加』(産業図書,1993年)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のランチミーティング

『堀田研人事異動』

春からランチミーティングを開催することになりました。毎週金曜日12:00
から小一時間食事をしつつ話をします。日常にある研究のネタを,小さな芽から
大きな芽に発展させる,そんな会です。第1回は「堀田研人事について」。人事
といっても,ゼミ進行する係やら,メールマガジン,掃除・ゴミ捨ての担当の決
め方です。なんだか学校のクラスと一緒ですね。参加自由ですので遠方からでも
隣近所からでもお気軽にどうぞ。ランチミーティングは参加自由ですので遠方か
らでも隣近所からでもお気軽にどうぞ。

詳しくはランチミーティングのページからどうぞ
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/lunchmeeting/
(村上)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の一冊

濱口恵俊・編著『高度情報社会と日本のゆくえ』
 1986年 NHKブックス 780円 ISBN4-14-001504-7

いきなり難しい本を選んでしまいました(^^;)昭和61年に出版された本です。10
人からなる共著なので書かれている内容も様々ですが,話題は大きく以下の3つ
に分類できます。

 1.高度情報社会の説明と,日本の(当時の)現状分析
 2.情報社会をシステムとして分析
 3.情報社会における,「人」の立場の分析

当時の社会を分析しながら,来るべき高度情報社会について述べられている本
なのですが,時期的に丁度,今日の社会について議論している形になるんです
ね。最後の共同討議の場面では,これからの高度情報化社会は技術先行型から
脱却し,ニーズ重視,つまり,今流行りのソリューションビジネスとかCRMの形
で発展していくだろうと予想しています。パソコン通信がようやく一般に普及し
始めた頃に出版された古い本ですが,情報化社会に対する,当時の考え方がわか
る本です。また,行数の関係上割愛しましたが「高度情報社会と学校教育」につ
いて書かれた章もありますので,情報教育な皆様は必見。
(山田)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の閑話休題

「おせんべいよりクッキーが好きなんだけどなぁ。」(堀田,2002a)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のぼやっきー

創刊号は身近な人だけに送ることになるだろう,と思っていたところ,予想以
上の登録をいただきました。ありがとうございます。

登録された方々からのメッセージを拝見しましたところ,「役に立つ情報」を
期待されている方が多いようです。週刊堀田研究室は,届くメールが少なくて
寂しい人向け(堀田,2002b)なので,役に立つ情報ばかりを期待しないでくだ
さい。

むしろ,役に立つメールマガジンはこっち
http://kayoo.org
(ぼやっきー森下)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +編集後記

最近の研究によると,誰のココロにも春が来ることが分かりました。
(平田,2002)

じゃ,また来週をお楽しみに。んがぐっぐっ?

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