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2003.12.13(Sat) Published
週刊
堀田研究室
http://horilab.jp/mag/
━━━━━━━━━━━ Horita Laboratory Mail Magazine / N o . 76
「おまたせしました,コーヒーとプロットです」
(平田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のお品書き
+今週のほりたん
+今週のICCE2003行ってきた
+今週のデジタル覗き窓香港編
+今週のタブレット談義
+今週のNHK撮影舞台
+今週の学校用CMS
+今週の酒井さん@東大来研
+今週のメディア・リテラシーワークショップ
+今週の表レポート
+今週のぼやっきー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のほりたん
2003年12月6日(土)
香港 早起きして学研NEW原稿 リムジンで香港国際空港 全日空で関空
はるか・ひかり・こだまと乗り継いで浜松
2003年12月7日(日)
学研NEW連載原稿 裕人と2人でファインディング・ニモ 研究室
酒井君@東大院山内研来研 NHKクルーと番組打合せ
2003年12月8日(月)
NHK教育の番組収録 静岡銀行打合せ ゼミ 丸久
2003年12月9日(火)
朝から原稿書き 新幹線で新大阪 若手研 伊丹空港から全日空で上京
文部科学省教員向けe-Learning会議 中原君と軽く一杯 新幹線で浜松
2003年12月10日(水)
内田洋行+インフォザインと共同研究打合せ 新カリキュラムシラバス打合せ
文芸大で視聴覚教育メディア論 新幹線で上京 DESK@で資料印刷
Educe Technologies Forumでプレゼン
2003年12月11日(木)
視聴覚教育メディア論 ED-MEDIA2004論文執筆 三好打合せ 平田卒論打合せ
臨時教授会 学科会 ワコム来研 高田社長@高陵社書店と校内LAN本打合せ
2003年12月12日(金)
新幹線で上京 ジャストシステムで中学生用ソフトの事例集打合せ
(堀田先生)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のICCE2003行ってきた
ICCEというのは,コンピュータの教育利用について研究発表する国際学会です。
今年はそれが12月2日から5日まで香港で開催されました。
参加したのは,堀田先生,石塚先生,表先生,それに宮崎です。発表したのは
石塚先生と宮崎です。石塚先生は,PDA(携帯情報端末)の教育利用について,
宮崎はユニバーサルデザインを教えるマルチメディアWeb教材について発表
しました(宮崎はポスターセッション)。
石塚先生は,何度か聴衆を笑わせるほどの余裕のある発表でした。一方宮崎は,
ちょっと心残りな発表となりました。
(宮崎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のデジタル覗き窓香港編
香港は不思議な街でした。看板の文字は漢字と英語で書かれ,行き交う人は
ほとんどがアジア人。外国に来たという感じをあまり受けませんでした。
海外に来ると,言語や人種の違いから自分がマイノリティであるというのを
はっきり自覚するものですが,ここではそういうことはありませんでした。
しかし,乱立する高層ビルと高層アパート,昼夜を問わずあふれる人の数には
圧倒されました。力強さ,勢いを感じました。
毎日の夕食は中国料理でした。辛ーい料理もありましたが,お茶も含めてみな
おいしかったです。食事が海外旅行の難点だったりしますが,期間中,誰も
腹痛を起こすこともありませんでした。非常に楽しく有意義な出張でした。
http://horilab.jp/mag/nozokimado0076.html
(宮崎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のタブレット談義
今週,加藤さん(ぱすかる君)がワコムの方と一緒に来研されました。
堀田先生の会議が終わるまでの間,「ソフトの開発手法」というタイトルで,
プレゼンをしていただきました。「できないを克服するには」というお話では,
自分にとってとてもよいアドバイスになりました。そしてタブレット会議では,
私たちが先週談義した時に出たアイディアも多数出て,教育現場におけるタブ
レット利用がより具体的になりました。
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「海外旅行が初めてなのにツアコンを任されていると思え」
加藤さんとワコム来研に際して,堀田先生は,教育現場でのタブレット利用のア
イディアを出し合ってまとめる,という仕事を私に与えられました。何をしてい
いかわからず焦っていたところ,森下さんのお膳立てで,タブレット談義を行う
ことになりました。それはとても興味深くおもしろい談義になりました。
しかし,それをゼミで発表したところ,たくさん指摘をされ,その日から何度も
修正を重ねました。そのとき堀田先生に言われたのが冒頭のことばです。
一人考えても何も出ない,抱え込まないこと。
今回のことで,お仕事のやり方を少し覚えた三好でした。
(三好)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のNHK撮影舞台
『八時にNHK入りで〜す』
去る8日,堀田研究室にNHKの撮影が入りました。といっても堀田研への
取材ではなく,堀田先生が出演される番組の収録を研究室で行ったというわけ
です。番組の内容は,沖縄で行われた「まなびピア2003」というイベントでの,
ITを活用した模擬授業(イベントホールの舞台上でやってました)を紹介しつつ,
それに堀田先生がコメントして,まとめるというものです。
▽その日のスケジュール
7:30 堀田先生出勤 8:00 NHK到着
8:30 CALL教室(大学のコンピュータ室)で2シーン撮影
9:30 ゼミ室で30min分撮影 12:00 終了
研究室での簡単な撮影,と思いきやアナウンサー,ディレクター,技術班等々,
いろんな方が来られて,総勢7人もの方が関わっておられました。
また撮影の前日には,素材となる模擬授業の映像を観ながらの綿密な打ち合わせ
もあり,一時間の番組を作るために,多くの時間・苦労・人材が必要なのだと,
実感しました。打ち合わせから撮影まで見学してしまったので,実際の放映が
どうなるのか,今から楽しみです!
▽撮影の様子
http://horilab.jp/mag/nozokimado0076b.html
ちなみに,この堀田先生出演のNHK教育の番組,
「未来を先取り!デジタル授業〜沖縄まなびピア2003」は,
12月23日(火・祝)午前11時〜12時放映です。
ストレッチマンのあとは,ほりたんを是非ご覧下さい。
(平田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の学校用CMS
この時期,来年度に向けての研究プロジェクトがいくつか決まりつつあります。
その中のひとつとして,学校Webページに関するCMS(コンテンツ・マネジ
メント・システム)の研究があります。CMSとは,Webサイトを作成・維持
・管理するのを簡単にするシステムだと思ってください。
学校Webページというと,担当の先生がひとりでものすごい負担だったり,あ
まり更新されなくて内容が無いとか言われたり,非常に不幸な状態があるように
思います。今回の研究では,負担の少ない運用体制・作業手順や,特別な知識を
必要としないでサイトが作れるシステム,どんな情報が公開に値するのか,など,
いくつかの提案が出来そうです。
実は,学校Webページに関する研究は,1997年ごろにほとんど決着がついてい
るわけですが,今回は,少し位置付けの違う取り組みができたらな,と期待を持っ
ています。
(森下)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の酒井さん@東大来研
『メディア・リテラシー+eラーニング+教師教育=全国行脚』
去る12月7日,東京大学大学院情報学環・山内研究室の酒井俊典さん(M2)が
堀田研を訪れました。堀田研関係者の中学教師・倉知先生へのインタビューが
その目的でした。酒井さんは今年,MTV(Media Teachers Villege)という,
教師のメディア・リテラシー教育実践を支援するeラーニングのWebサイトを
運営されて(現在は終了しています),それを修士論文にするため,参加した
全国の先生たちへのインタビュー行脚にまわっておられるそうです。
「昨日は岡山,今日は浜松,そして明日は新潟へ・・・」という恐ろしい行程。
研究のため,文字通り東奔西走する酒井さんのタフさが印象的な訪問でした。
研究への道はやはり険しいんですね。
(平田)
━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のメディア・リテラシーワークショップ
29日に静岡市で開催された『みんなで育てよう「メディア・リテラシー」』
講座に行ってきました。その中で私は,アナウンス原稿を作り,「書き言葉」と
「話し言葉」の違いについて学ぶワークショップ(林直哉先生)に参加しました。
「書き言葉」と「話し言葉」の違いは,「書き言葉」は何度も読み返せるのに
対して,「話し言葉」を聞くのは1回限りということです。だから伝える側は,
その1回でいかに印象に残すかを考える必要があるということでした。
自分も実際に体験することで,メディアの制作者も受け手に印象に残すため,
演出をしたり,編集をしたりしているのだと感じたワークショップでした。
(宮田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の表レポート
『激走,浜名湖』
石塚さんに歓迎のクルージングに連れて行ってもらった。
以前の保護者の一人が,「先生,俺,気に入らないことがあると海に出て,
大きな声で歌うんよ。すっきりするから」と言われたことを思い出した。
人間息抜きが必要なときがある。それは,友だちであったり,趣味であったり,
一人になることだったりする。その方法は,人それぞれだが,異業種の人と
会うことは+になることが多い。自分と違った視点をもっていたり,
感覚をしていたりするからだ。教師なんて甘い,小さいと感じることも多い。
さあ,みんなで浜名湖競艇へ。(ちがうって)
(表先生)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のぼやっきー
『誰かに呪われてるんじゃないかと』
ここ数日,朝5時頃に居眠りから飛び起きるような感じで,けいれんしながら目
覚めます。ものすごく嫌な目覚めです。
(森下)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +編集後記
「ただいま,堀田先生が学生にコーヒーを頼むと,もれなく卒論の
プロットがついてくる(見ないといけない)キャンペーン中です」
(平田)
「涙でコーヒーが塩辛くなります」
(堀田)
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