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2002.11.9(Sat) Published
週刊
堀田研究室
http://horilab.jp/mag/
━━━━━━━━━━━ Horita Laboratory Mail Magazine / N o . 29
「呑み行く浜松」
(平田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のお品書き
+今週のほりたん
+今週の堀田研学会ツアーズ
+今週の若手の会
+今週のデジタル覗き窓
+今週の学会発表事後報告
+今週の都田小公開研報告
+今週のわくわくミュージアム研究会
+今週の学会発表聴いてみた
+今週のテクノフェスタ予告
+今週のぼやっきー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のほりたん
『今週のほりたんの活動ぶり』
11月2日(土)
水上温泉は雪 わくわくミュージアム研究会でミニ講演
長岡に着いてへぎそば 日本教育工学会 夕方,企画委員会
11月3日(日)
日本教育工学会2日目 課題研究でコーディネータ
懇親会 水越先生を囲む会 中原君主宰の若手学生の会
11月4日(月)
裕人誕生日 日本教育工学会3日目 一般研究「情報教育(4)」で発表
一般研究「インターネットを利用した授業実践(2)」座長
寿司屋で打ち上げ 新幹線で東京経由浜松
11月5日(火)
浜松市立都田小公開研究会 参加者170名
パネルディスカッションのコーディネート 夜は打ち上げ
11月6日(水)
振り替え休日
11月7日(木)
「視聴覚教育メディア論」は「マニュアルの構成原理」
プログラム制会議 AO入試会議
11月8日(金)
裕理誕生日 卒研中間発表会段取り 学科教務委員会 学部長ミーティング
Minsky氏と挨拶 ランチミーティング 郵便局
(堀田先生)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の堀田研学会ツアーズ
『学会珍道中』
http://www.mr.hum.titech.ac.jp/jet2002/
今週の週刊堀田研究室は,10月31日〜11月4日にかけて,教育工学研究協
議会・日本教育工学会に立て続けに参加してきました。途中,水上温泉でのわく
わくミュージアムに参加しながらも,栃木→群馬→新潟と3県をまたぐ大旅行。
さてさて道中何が起きたのやら…。
(村上)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の若手の会
『教育工学会史上に残る合コン』
学会二日目の夜,超若手の超ホープである研究者,
中原淳さん(メディア教育開発センター)のお誘いで,
大学院生を中心に,研究者の卵が大集合した飲み会が
開催されました。
参加者は
1岩手県立大学 2富山大学 3総合研究大学院大学 4東京工業大学
5東京大学 6慶応大学 7早稲田大学 8日本女子大学 9静岡大学
10名古屋大学 11関西大学 12大阪大学 13大阪府立大学
実に13の大学からなる壮絶な合コン。このような会が粛々と進むわけもなく,
なし崩し的に株式会社堀田ツアーズの面々が出動!(やけ気味)途中から,まずい
ことになってきた中原さん(関連記事は森下のぼやっきー)のサポートにまわりま
した。
#中原さんと森下との間に,なにか熱い信頼関係が芽生えた模様
(平田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のデジタル覗き窓
『あこがれの中原先生に遭遇』
http://horilab.jp/mag/nozokiamdo0029.html
堀田研では何かと話題にのぼることが多いのに,なかなかお会いすることができ
なかった中原先生に学会にて遭遇。名刺交換などして,翌日は宴会にてその勇姿
を,勇姿を…。
(村上)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の学会発表事後報告
『緊張でふるえた学会発表』
日本教育工学会での初めての学会発表。聞いている人はこの業界で仕事して飯を
食ってる人たち。そう考えるとかなり緊張。本番は原稿読みながらでしたが,発
表後の質問は,ほぼ事前に想定した通りのものでした。自分のやってきたことが,
まったくの見当はずれでないことが確信された瞬間でした。
(村上)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の都田小公開研報告
#11月5日に,都田小学校で自主公開研が開かれました。
この日のために尽力された,小川雅弘先生より一言いただきました。
『半年で公開研にこぎつけました』
私が勤務する浜松市立都田小学校で自主公開研究会を行いました。赴任した4月
当初には研究会を行うなど全く計画になかったのですが,「今年,研究会をやろ
う!」の一言で全職員16名で挑戦しました。
豊かな地域素材を生かし,地域に支えられ,企業や大学の支援を受け,進めてき
た研究会のアウトプットができました。研究会当日は,児童数130名のところ,
総勢170名の方に参加いただき,良い研究会ができたのではないかと思います。
特に,全体会として開催したパネルディスカッションでは,堀田先生のコーディ
ネートの下,「今,子どもたちにつけたい力は?」をテーマに,保護者代表・ベ
ンチャー企業社長・先進校教員・本校主任がパネリストを務めました。保護者の
方には,「これからの社会を生きていく子どもたちに求められる力や,都田小で
行っていることの意義がよく伝わった」と好評でした。
来年度に向け,子どもたちの姿で語ることができるように,更なる挑戦を続けた
いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のわくわくミュージアム研究会
『群馬・水上温泉にてわくわくしながら研究会』
http://www.ogawa-wakuwaku.net/societyindex.htm
堀田研学会ツアーの途中,群馬の水上温泉に立ち寄り,小川先生主催のわくわく
ミュージアム研究会のオフ会に参加してきました。アウェイということで,群馬
の埋蔵文化財研究事業団の方に準備をお願いし,宴会で仲良くなり,翌朝は群馬
と静岡,お互いの取り組みを紹介あいました。
研究会の趣旨は,学校が大きく変わる中で,博物館と学校がどう連携していくか
を考えていくことです。富山の笹原先生・渡辺先生をお迎えし,学校・博物館そ
れぞれの立場を明確にしながら話し合いができました。
#宴会の席での話。発掘調査修行を1年間することで,出土した土器が何時代の
ものかが10年単位で分かるんだそうです。うまく説明できないけど出来るよう
になる。修行の過程では何かしらの暗黙知が伝達されているわけですよね。
(村上)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週の学会発表聴いてみた
『行ってみた,聴いてみた』
#学会に出かけた堀田研面々の感想です
小川雅弘先生
宇都宮での教育工学関連協議会,長岡での教育工学会と参加・発表してきました。
どちらの発表も直前まで加除修正の連続でした。発表後の質問でも,意図を十分
にとらえることができず目一杯だったなと反省しています。どちらの会でも共通
して感じたことは,実践者と研究者の間のジレンマのようなものでした。これか
ら学校や私個人で取り組むことに,多くのヒントをいただいた怒濤の一週間でし
た。
宮崎
教育工学会に参加して,
・自分の研究の範囲を示す(でないと重要でないところでつっこまれる)
・題材にはオリジナリティが必要だが,
論理展開や実験結果の検証はオーソドックスなやり方に従ったほうがいい
ということを特に感じました。
村上
学会発表のために練習したことで,ほかの人の発表がとてもよく分かる学会でし
た。特に,自分と同じ分野で研究している人たちが課題にしていることが,自分
の問題意識と重なり,研究の視点が明らかになった気がします。
平田
メディア・リテラシー関連の発表をできるかぎり聴いてきました。聴いて,質問
して,といううちに,現場の先生,研究者,学生,それぞれの発表が繋がってき
て,メディアリテラシー教育ということがが立体的に立ち上がるかのようでした。
堀田研に2年もいて,やっと人の発表が聴けるようになったのかもと実感。
森下
学会で多くの人に会い,多くの話を聞いて,色々なことがクリアになりました。
特に堀田研究室で皆が取り組む研究のテーマに関しては今日的で,的を外してい
ないと言えると思います。もっと自信を持ちましょう。
山田
有名人やゲテモノ発表を差し置いて,とりあえず自分の卒論に使えそうな発表
ばかり聞いて回りました。3割感動7割ガッカリというのが正直な感想ですが,
その7割も含め,自分にとっては有益であったと思います。随分とお金を使った
旅程でしたが,得たものは多かったです。ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のテクノフェスタ予告
『ビデオコンテストします』
11月9日・10日,静岡大学浜松キャンパスにて,テクノフェスタが開催され
ます(静大祭も同時開催)。
堀田研究室は,「第1回テクノフェスタビデオコンテスト」に2本エントリーす
ることになりました。宮崎は「Here we go」と名づけた,1分間の情報学部CF
(コマーシャルフィルム)を制作しました。村上は現在制作中です(9日20:
19現在)。
テクノフェスタは子どもたちに科学の面白さを知ってもらうことを重視している
イベントで,面白い実験や制作なども目白押しです。みなさんぜひいらしてくだ
さい。
「Here we go!」(静岡大学情報学部CF)の予告編トレイラー
http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/staff/miyazaki/gallery/
(宮崎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +今週のぼやっきー
『記憶を失っている渦中の人を目撃』
おかしいな,とは思ったんです。
・何度も同じことを確認する
・一度にひとつの手順しかできない
・腕を引っ張ったりして,体に刺激を与えないと動かない
(森下)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ +編集後記
巻頭言の『呑み行く浜松』は『のびゆく浜松』の
誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。
(平田)
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■発行・編集
静岡大学情報学部 堀田研究室
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